皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。
きょうのコメンテーターはジャーナリストの森健さん。
森さんには「中高年の労働市場の変化」について物申して頂きました。
昨年4月、「改正高齢者雇用安定法」が施行され、企業は60歳の定年以降も、本人の希望があれば、65歳まで"継続雇用"しなければならないことが義務付けられました。
年金支給年齢が65歳まで引き上げられることに伴って作られた制度で、"無収入の5年間"が生じずに済むので安心のように思えますが、実際には会社に残ることが難しくなるような、さまざまな"追い出し"の手法も存在するのが現状です。
以前はこうした処遇にあった場合、自発的に会社を辞める人が多かったそうですが、最近では転職しても賃金が下がってしまうことや、転職が困難なこともあり、会社に留まる人が増加しているそうです。
悪質な"追い出し"は言語道断だが、会社に帰属することだけを考えて自身の技能を伸ばすことをしてこなかった働き手の問題も背景にあると森さんは言います。
今の会社に残るにせよ、転職を考えるにせよ、"能力開発"という視点が不可欠な時代になってきており、自律的なキャリア形成に若いうちから意識的に取り組んでいけるかどうかでその後の人生が変わってくる、というお話でした。
今朝の特派員は、楠隼中学高等学校の山崎巧校長先生。
来年4月、鹿児島県肝付町に、公立としては全国初の全寮制の男子校として、鹿児島県立楠隼中学高等学校の中高一貫校が開校します。
内之浦町にあるJAXA=宇宙航空研究開発機構のロケット発射上に近いことから、JAXAと提携した航空宇宙教育のモデル校を目指します。
全寮制の男子校で中高一貫校という公立学校としては全国初という特徴を持たせた理由、JAXAと提携した狙いなど詳しくお話を伺いました。
エンタメいまのうちでは、「ジェネリック家電」を特集。
「ジェネリック家電」という名称の名付け親で、「ジェネリック家電推進委員会」委員長でもある近兼拓史さんに、大手家電メーカーのブランド製品と同等の性能を持ちながら安価な家電「ジェネリック家電」をご紹介頂きました。
ジェネリック家電は、ジェネリック医薬品をもじった言葉で、リーズナブルで性能が高いのが特徴です。
市場価格 約1万円という「DVDプレイヤー付き液晶TV」を手に持ち興味深々の福井さん。
「HDMIなんて端子だけでも結構な値段がするはずなのに...」と驚きの様子。
同じ性能のドライヤーでも、大手メーカーと値段を比較すると約1/10の値段だというジェネリック家電。
この差額でもう2,3点 家電を買うことが出来るので、大手メーカーの商品だと"冒険"になってしまい買うことの出来ない"変り種製品"にも手を出しやすく、「一点豪華主義」より豊かな暮らしが出来ると近兼さんは仰います。
本日お持ちいただいた「自動卵焼き機」や、「大根おろし機」などあると嬉しい商品も多数ジェネリック家電で買うことが出来ます。
「この商品がこの価格で!?」「えっ?こんなものもあるの!?」というジェネリック家電の名品・珍品180点以上をレビュー紹介しているほか、各メーカーの歴史や裏話など、ジェネリック家電の魅力満載となっております近兼拓史さんの著書「安くてもスゴイ! ジェネリック家電の世界」が集英社から発売中です。
ジェネリック家電に興味を持たれた方は是非ご一読を!
♪今日の楽曲
「For Your Love」 Stevie Wonder
来週もお楽しみに!!!