皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。
木曜日のコメンテーターは立教大学経済学部教授の山口義行さん。
山口さんには「日本企業の後継者不足」について物申して頂きました。
帝国データバンクが2011年に実施した調査によれば、全国の社長の平均年齢は60歳。
国内企業の3分の2が「後継者不足」と考えており、特に中小企業では後継者不足が深刻で約7割にも上ることがわかりました。
また、中小企業庁が発表した数値によれば、後継者がいない為に廃業する企業は、年間7万社で、20~35万人もの雇用が失われています。
昔は子供が親の事業を引き継ぐことは当たり前となっていましたが、今はこの前提が崩れ「親の事業に将来性や未来を感じない」と考える若者が多く、後継者不足の直接の原因となっています。
では、どうしたらいいのか?というと、必要なのは発想の転換だと山口さんは言います。
事業継承を「会社を引き継ぐ」のではなく、「事業を創造すること」と捉えることが必要で、伝統を「守る」ことから「生かす」ほうへと方向転換した「菊谷生進堂」や、三代目の発想の転換で成功した「タニタ」などを例に挙げ、現代の事業継承者に求められる最も重要な経営姿勢は「自己革新力」である、というお話でした。
「社長に役立つ」経済の読み方を徹底解説した山口さんの新刊「社長の経済学」がKADOKAWA中経出版ブランドカンパニーより本日発売となりました。
今朝の特派員は、元全日本アルペンコーチでスポーツライターの伊藤龍治さん。
葛西紀明選手や渡部暁斗選手の銀メダル獲得をはじめ、今大会活躍が目立つ日本ジャンプ・ノルディック複合陣。
かつて日の丸飛行隊を陰で支えた伊藤さんに、日本ジャンプ陣の活躍について詳しくお話を伺いました。
エンタメいまのうちでは、ヒューマンビートボックスで世界を虜にしているDaichiさんにお越し頂きました。
ヒューマンビートボックスとは、楽器を使わずに声だけでリズムを刻むパフォーマンスのこと。
Daichiさんは、久保田利伸さんやBackstreet Boys、Boyz Ⅱ Menとコラボするなど、新世代のヒューマンビートボクサーとして、世界中から注目されています。
10歳の頃にアカペラグループのRAG FAIRをテレビで観て、独学でヒューマンビートボックスを始めたというDaichiさん。
今日は、リアルタイムで録音・再生をしながら、2つ、3つと音を重ねていくことのできる「ループステーション」をお持ちいただき、実際にパフォーマンスも行っていただきました。
きゃりーぱみゅぱみゅの「ぱみゅ」だけを繰り返したりするの?という福井さんの振りから即興パフォーマンスも!
ラジオを聴いただけでは「ホントにコレ自分の声だけなの!?」と疑問を持つ方も多いかと思われますので、是非YouTubeのDaichi公式チャンネルをご覧ください!
♪今日の楽曲
「コンガ」 マイアミ・サウンド・マシーン
「サヨナラバス」 ゆず
明日もお楽しみに!!!