福井謙二グッモニ 2月11日(火) 第227回 


皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。

火曜日のコメンテーターはジャーナリストの藤吉雅春さん。

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今朝は「日本の介護の発想」について物申して頂きました。

介護というと高齢者の急増に追いついていないなどネガティブな話題が多いのですが、藤吉さんが被災地の石巻で取材したすごいお話をご紹介いただきました。

被災地では精神的な影響も大きく、他の地域と比べて介護度が悪化する人が非常に多いそうです。
そんな状況を何とかしようとしているのが、石巻市の雄勝という地区でリハビリ施設「りぷらす」をつくった橋本大吾さんという理学療法士の青年。

橋本さんが仰るには「介護保険というのは一旦介護認定されると、良くなって介護保険を卒業するという発想がなくなってしまうことが問題。本当は人間の体は良くなるのに、そうした事例をつくろうとしない、90歳でも100歳でも筋力はつくし、有酸素運動によって認知症の予防もできる」とのこと。

昨年からスタートした橋本さんたちの取り組みでは、リハビリを受けている高齢者たちの平均握力は120%アップ、足の筋力は121%、バランスは125%も改善されているそうです。

橋本さんは「時間と質をちゃんと確保すれば、体の機能は良くなります」と仰っています。

橋本さんのような「介護保険から卒業する」という考えは、他にも埼玉県の和光市などで実践されており、介護の予防から介護認定された後の原因解明とリハビリに力を入れるなどして、要支援認定者の40%以上が「卒業」しています。

都知事に当選した舛添さんは、さっそく多摩ニュータウンなど高齢化が進む地域に、福祉施設をつくると独自の政策を打ち出しています。

東京の場合高齢者の数も多いので、なかなか石巻や和光市のようにはすぐにはできないでかもしれませんが、誰もが自分の体を自由に動かしたいと思うもので、介護から卒業するという発想を取り入れる価値はあるのではないでしょうか、というお話でした。 


今朝の特派員は、東北農民管弦楽団の呼びかけ人の白取克之さん。

東北農民管弦楽団は、東北地方の農家や学生など、およそ70人で旗揚げし、今月下旬の初公演に向けて、練習を重ねています。

メンバーのほぼ全員が農業と関わりを持つ異色のフルオーケストラとして農業に対する熱い気持ちや、東北大震災からの復興への想いを音楽を通じて伝えていきたいそうです。

白取さんには、オーケストラを結成した理由や、どのようにしてメンバーを集めたかなどについて、詳しくお話を伺いました。


エンタメいまのうちでは、ドワンゴ クリエイティブスクール ボーカル講師主任で、ボーカリストの丸山純さんをお迎えして、福井さんにボイストレーニングを受けていただきました。

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放送中ではそこまでのお時間もないということで、基礎的なレッスンを行っていただきました。

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アナウンサーの腹式呼吸との違いに困惑しながらも、懸命にレッスンを受ける福井さん。

生放送終了後も、アーティストとしてのスイッチが入ったのか、丸山さんの指導の下、スタッフのいなくなったスタジオでレッスンを受ける福井さんなのでした。

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来週の新曲発表までに、福井さんがボーカリスト・アーティストとして、どのように仕上げてくるかにもご期待ください!


♪今日の楽曲
「Vision Of Love」 Mariah Carey
「ただ、ありがとう」 MONKEY MAJIK

明日もお楽しみに!!!

グッモニ 2014年2月11日
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