福井謙二グッモニ 2月12日(水) 第228回

皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。

水曜日のコメンテーターはノンフィクション作家の森功さん。

本日は、「抜本改革の意志が見えないJR北海道」について物申して頂きました。

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1987年に国鉄が分割民営化してから27年が経とうとしています。
旅客鉄道は6つの地域に分かれましたが明暗が分かれました。
JR東日本、JR東海、JR西日本に対し、経営状態が厳しいといわれているのがJR北海道、JR四国、JR九州です。

今回はそのJR北海道の不祥事が明るみに出ましたが、問題の根幹は民営化まで遡るといわれており、最初から採算の取れる見通しのない分割民営化だったそうです。

採算が取れない中、国が主導し6800億円の経営安定化基金をつくり、それを運用して補えとしていましたが、近年では赤字を補えない状態になってきていました。

赤字になれば不採算路線は廃止や縮小となり、経費や人員も削減されることになります。

労働環境の悪化がモラルの低下を招き、今回のJR北海道の不祥事に繋がった一面もありますが、経営陣や労働組合にも問題があり、今回の不祥事が起きた遠因になっていると指摘されています。

不祥事の関係者や会社を厳しく罰するだけでなく、抜本的な改革をしない限り状況はよくならないが、果たしてJR北海道にそこまでの覚悟はあるのだろうか?というお話でした。


今朝の特派員は、日本女子フィギュアスケート代表の一人、鈴木明子選手のお父さま、愛知県豊橋市で割烹料理店「和乃家」を営む鈴木和則さん。

連日熱戦が続くソチオリンピック、注目のフィギュアスケートはすでに団体戦が終了し、女子のショートプログラムは来週木曜の深夜0時から行われます。

選手の状態も気になりますが、親御さんは今、どんな思いでいらっしゃるのか、娘を見守る父親の心境についてお話を伺いました。


エンタメいまのうちでは、ストッキングの専門家で世界的にも珍しいアンティークストッキング収集家の鴇田章さんにお越し頂き、身近にありながら意外に知らないストッキングについて学びました。

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鴇田さんは、ストッキング靴下メーカーのアツギに務められたのち独立。
ルーズソックスやレギンスなど様々なヒット商品の仕掛け人となるとともに、ストッキングの歴史を研究するため、ヨーロッパを回ってアンティークストッキングを収集されています。

今回は、限られた時間の中でストッキングの興味深いお話を教えていただくために、福井さんにストッキングに関するクイズを出題し、鴇田さんにその答えを解説して頂きました。

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さらに、鴇田さんの貴重なコレクションの一部もスタジオにお持ちくださいました!

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手作業で一つ一つ模様をあしらったものや、純金で出来たスパンコールが装飾されたもの、16世紀のレースを縫い付けられたものなど、大変貴重な品の数々です。

鴇田さんの収集されたヨーロッパのアンティークストッキングの展示会"「アンティークストッキングの世界|TOKITA COLLECTION ~ストッキングは昔、男性のお洒落パーツだった~」展"が、東京の祐天寺にある「アクセサリーミュージアム」で4月26日まで開催されています。

展示会について、詳しくはこちらをご覧ください

♪今日の楽曲
「Kiss」 Prince
「Royal Chocolate Flush」 MISIA


明日もお楽しみに!!!

グッモニ 2014年2月12日
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