皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。
木曜日のコメンテーターは立教大学経済学部教授の山口義行さん。
揺れる株式市場について物申していただきました。
今週月曜、東京株式市場で日経平均株価が大幅下落、そして昨日は一転して大幅反発と先週から今週にかけて、株式市場が慌ただしくなっております。
中国の経済指標が悪化したことに加えて、アメリカの量的緩和縮小により、新興国に入っていたドルが引き始めたことも影響しています。
世界的に新興国は大丈夫か?という懸念が共有される中、とりあえず安全そうな日本に駆け込もうということになり、急激な円高が起きました。
すると今度は、新興国も自国の通貨を守るため、金利の引き上げに入り、円に逃げていた人たちが再び円を売って逃げたために円安が加速し、株価が一時戻る......という具合。
問題なのは、こういう事態は随分前から予想されていたものの、日本ではほとんど報道されなかったという点です。
一昨年に行われたBRICs会議で、「デリー宣言」というものが出されました。
内容を簡単にいえば「先進国の金融緩和政策は止めてくれ」というもの。
しかしこの事実は当時日本の新聞ではあまり報じられていませんでした。
アメリカ(ドル)に振り回されるのはもう御免だ、と思っている国は多くあり、最近では実際にそういった動きを見せ始めている国もあります。
今世界は、先進国が引っ張っていくのではなく、新興国の成長に先進国が乗っかっていく構図になっているのが現実だと山口さんは言います。
新興国の成長を阻害する政策を先進国がやってしまっているということを頭に入れ、各国が新興国の成長を促すように協力していかなければならない、というお話でした。
今朝の特派員は「高校生1万本えんぴつ運動」に参加している長崎市活水高校・英語科の2年生、香田遥さん。
「高校生1万本えんぴつ運動」は核兵器廃絶と平和な世界を目指す「高校生1万人署名活動」の一環で、「ミサイルよりも鉛筆を!」をスローガンに取り組んでいます。
先日、日本で集めた鉛筆7500本と、昨年11月の台風30号による被災地へ義援金を手渡すため、メンバーの代表の一人としてフィリピンを訪問した香田さん。
香田さんには、現地の様子や、現地の高校生とどのような交流をしたかなどについてお話ししていただきました。
「高校生1万本えんぴつ運動」の詳しい活動内容などについては「高校生平和大使・高校生1万人署名活動」のHPをご覧ください。
エンタメいまのうちでは、「実演販売」を特集。
昨年4月に結成された東急ハンズの実演販売員専任チームのおひとりでいらっしゃいます、東急ハンズ・店舗サポート部・ヒントショースタッフの加藤融さんにお越しいただき、"実演販売"の"実演"を行っていただきました!
ほかにも、実演販売専任チームが誕生した経緯や、実演販売をする上でのポイントなど、様々なお話を伺いました。
♪今日の楽曲
「Get Back (Rooftop Concert)」 The Beatles
「家族の風景」ハナレグミ
明日もお楽しみに!!!