福井謙二グッモニ　12月2日（月）　第176回

皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。
なんともう12月になってしまいました。師匠の皆様は順調なスタートダッシュを切ることができましたか？
相変わらず昼夜の寒暖差が激しく体調を壊しやすいのでお気を付け下さい。

月曜日のコメンテーターは「クーリエ・ジャポン」編集長の冨倉由樹央さん。今週始動する日本版NSCについて物申していただきました。

政府が外交・安全保障政策の司令塔と位置付ける「日本版NSC＝国家安全保障会議」。世界各国で設置されている機関です。日本の当面の重要議題は対中関係や在日米軍の再編、北朝鮮のミサイル問題などなど。
常日頃から有事にはこうしよう」と決めておくのは良いことですが、騒がれているのは件の「特定秘密保護法案」とセットになっているからです。
NSCで話し合われることは最高軍事機密として特定秘密に指定され、安倍政権でどんなことが決められたのか、その意図などが歴史的にまったく分からなくなってしまいます。
政治家はもっと歴史に対する責任を負っているという自覚を持ってもらいたいというお話でした。

今朝の特派員は2006年に農業生産法人として新潟県阿賀町でコメ作りに新規参入した「越後ファーム」代表、近正宏光さん。減反政策の廃止について伺いました。
減反政策による補助金は兼業農家にとってうまみある政策で、質の高い米を競いあって作り合うという方向へと向かうことはありませんでした。政策廃止を受けて家畜用飼育米などに転作した農家にはより多くの補助金が出ます。これはより兼業農家を手助けする動きであり、本来の目的とはまた別の方向に進んでしまいそうということです。

エンタメいまのうちでは、先月行われた「第4回　ニッポン全国　ご当地おやつランキング」でグランプりに輝いた長崎のおやつ「オランダ坂の石畳」を特集しました。

電話でご出演いただいたのは長崎市籠町の洋菓子店「ネオクラシック　クローバー」のオーナーシェフ、一条富春さん。
14万人の投票者が3日間の投票期間で決めたランキング。1位になった時は言葉にならない嬉しさだったそうです。

もちろんスタジオにご用意いたしました！さあ食べましょう！