福井謙二グッモニ 12月17日(火) 第187回

皆様こんにちは、福井謙二グッモニです。

火曜日のコメンテーターはグッモニ注目のジャーナリスト、藤吉雅春さん。北朝鮮のNO2だった張成沢氏の処刑が日本に与える影響について物申していただきました。

IMG_7613.JPG
藤吉さんも執筆に関わった「日本最悪のシナリオ 9つの死角」という本。この中で検討された危機管理シミュレーションの一つに、北朝鮮の崩壊があります。今回の処刑が北朝鮮崩壊につながると囁かれてもいますが、それは日本にとって最悪のシナリオとなり得ます。
韓国が北朝鮮崩壊に備えて用意しているシナリオ、東西ドイツ統一を一部参考にしているそれは、南北統一だといいます。税制や保険制度などが違う国同士が統一するには、莫大な財政負担が発生しますが、韓国にはその財力がありません。
ドイツがそうしたように韓国も他国に資金援助を求めてくるはずですが、同盟国であるアメリカは財政難。そこで面倒をみなければならなくなるのが日本です。ただでさえ日韓関係が冷え込んでいるところへきて、さらに南北朝鮮に資金援助などという話になると、日本の政権が吹き飛んでしまう可能性もあると言います。
日本版NSCなどでは、こうしたあらゆる事態を想定して知恵を絞ることが求められているというお話でした。

今朝の特派員は小出製作所の小出俊雄社長。日本で唯一のシンバル製造メーカーということで、ありそうでなかった純国産シンバルの開発について伺いました。
これまで輸入素材でしかシンバルは作れませんでしたが、最終的に銅とスズに微量のチタンを加えた純国産の青銅素材を作ることに成功しました。
スズを混ぜなければ加工は簡単ですが、音は悪くなります。逆に入れすぎると、形が保てなくなります。今回のスズ含有量23%というのは、限界ギリギリの数値で、世界でもオンリーワンの技術だといいます。
形作りも手作業で、世界と対等に競い合うことができるようになったというお話でした。

エンタメいまのうちでは、今月発売した「サザエさん音楽大全」を特集しました。

国民的テレビアニメ「サザエさん」はお年寄りから現代っ子にまで愛され続けて早45周年。様々なアニバーサリー企画や、アニメ放映世界最長記録として今年ギネスにも名が上がりましたね。
そんな中、動き出した「サウンドトラック」の企画。これまでに数百曲の劇中曲があったにもかかわらず、楽曲の権利があちこちに散らばっていて、アルバム化が難しいと言われていました。そんな困難を乗り越えて、この度めでたく完成したのが『サザエさん音楽大全』です!

お越しいただいたのは、ユニバーサルミュージックの廣瀬哲さん。
IMG_7618.JPG
サザエさんのサウンドトラックについて様々なお話を伺いました!
アニメとの兼ね合いによる意外なエピソードなども・・・!!

あまりにも聴き馴染みのある曲から、あっと驚くレア曲まで。
「懐かしい」「もっと聞きたい!」などたくさんのおたよりもいただきました!

『サザエさん音楽大全』は全国のお店で絶賛販売中ですので、是非お求めください!

明日もお楽しみに!

♪今日の楽曲
「To Be With You」 Mr.Big
「寒い夜だから・・・」 TRF

グッモニ 2013年12月17日
↑トップへ戻る