- 放送日時
- 4月27日(金) 午後8時30分~9時30分
今月17日(火)から文化放送が運営する落語コンテンツ専門オンデマンドサービス「らくごのブンカ」が開始したことを記念してお送りする番組です。
「成金」は、2013年に結成した二ツ目落語家・講談師11人から成る若手ユニットで、昨今の落語ブームをけん引していると評されるほど高い人気を誇っています。
そんな成金のメンバーの中から今回パーソナリティを務めるのは、柳亭小痴楽さん、瀧川鯉八さん、春風亭昇々さんの3人。
このほど行われた収録では、落語家ならではの確かな「喋り」の技術に、落語界の将来を背負って立つホープたちの「勢い」が加わった、多彩なトークが繰り広げられました。
各自のプロフィールを紹介するパートでは、独特な世界観の創作落語が話題となっている瀧川鯉八さんが、自身の創作落語について「創作する苦しみを毎回乗り越えて強くなって、また同じ壁にぶつかって、それを壊して、面白くなっていく。それが気持ちいい。アスリートに近い感覚かもしれないですね」と述べ、さらに落語についてのイメージをインタビューした街の声を紹介すると、春風亭昇々さんは「僕たちは落語界にいるからみんなが知ってくれてると思ってるけど、ほとんどの人は実は落語を知らない。触れる機会がない。(中略)でも、落語って面白いだけじゃなくて、かっこいいんですよ! 着物を着て、座布団の上に座って、一人で世界観を表すわけです。しかも表現方法は無限ですから」とコメントするなど、彼らの落語に対する熱い思いが語られました。
番組では他にも、成金の定例落語会で収録された高座音源からセレクトされた落語をオンエアしたり、「らくごのブンカ」に関する情報も紹介します。「らくごのブンカ」で公開されている落語音源のラインナップが発表されると、柳亭小痴楽さんは「今日のギャラはいらないから、この音源が欲しい」と笑いを誘いました。
これらの模様は放送終了後に「らくごのブンカ」で配信されます。さらに、収録後の反省会の音源に加え、特番内でオンエアされた落語のノーカット版なども配信が決定しています(4月27日21時30分以降配信予定)。