あらすじ
第五十二話 『父の手紙』
下坂左玄との最後の戦いに臨む兼続。左玄が右腕一本で兼続に切りかかったその時、刀ではなく鉄扇をとるように促す女人の声が兼続に語りかける。その言葉通り、左玄の刀を鉄扇で受けた兼続は、不意をつく左玄の左腕の攻撃をも受け流し、左玄との戦いを制するのであった。
そして、ついに地蔵菩薩を火にかけ、瞳の墨絵も燃やそうとしたその時、あぶり出しで文字が浮かび上がった。『我らが子 参る まさとら』 謙信が兼続のことを『我が子』と呼んでいたのだ。兼続は決して声には出さず、父・謙信の想いを噛みしめ、運命の子としての義を貫くのであった。
出演者
直江兼続: 前田慶次: 次郎坊: 下坂左玄: 島左近: 女人(妙姫): ナレーション: |
浪川大輔 佐藤拓也 郷田ほづみ 柴田秀勝 浜田賢二 能登麻美子 瑞沢 渓 |
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