2012年10月 4日
浜松町駅の顔
JR浜松町駅3・4番線ホーム田町寄りに佇む小便小僧
毎月季節の衣装に着替えるこの小便小僧には多くのファンがいるんだそうです
そんな小便小僧も今年で60周年とのこと!実はオジサンだったのか(笑)
10月14日に60歳、つまり還暦を迎えるということで
今月の衣装は赤いちゃんちゃんこ
この記念すべき衣装替えにワタクシも立ち会うこと(取材)になりまして
何がびっくりだったかと言いますと
衣装をその場で縫い付け始めたということ
え?作ってあるのをただ着せるだけじゃないんだぁ
あ、そうか
像は動かせないから人間みたいに
「はい、バンザイして~」とか
「はい、右脚あげて~」とかできないもんね 納得
仮縫いした生地を器用に縫い付けているこちらのご婦人達は
港区の手芸グループ『あじさい』の方々で
昭和61年からボランティアでこの浜松町駅に来られているそう
長いですね~と言うと
歴代の駅長さん知ってるわよ!と笑っておられました
始めは裸だった像に女の子が帽子を被せているのを見た個人の方が衣装を着せ始め
それから30年ほどその方がずっと続けられていたそうなのですが
その方が亡くなってからはまたしばらくの間裸の像に...
その後東京消防庁芝消防署から『あじさい』に
「防災PR用に小便小僧に着せる消防服を作って欲しい」と依頼があり
この活動が始まったということです
毎月26日に衣装替えするそうですよ
手作りの衣装、毎月楽しいですが
この"還暦"というテーマは後にも先にも今月だけですので
皆さん機会があったら是非足を止めてご覧になってみてください
『あじさい』の方達の愛情が詰まっていてとっても癒されますよー!
投稿者 nakaseko : 2012年10月 4日 22:42