全日本大学駅伝直前、各校監督取材メモ
駒澤大学 大八木監督
1から4区で流れをつくります。5区を湯地、7区を黒川にしたのは今後のことを考えて。タイムがそう変わらない千葉には申し訳ないと思います。7区終了後にトントンか前にいたら、ベンジャミンも並んでいたら勝負になるかもしれません。窪田は去年より状態が良いです。
東洋大学 酒井監督
2区の設楽啓太がポイントになります。出雲でいい走りができなかった分を取り戻して欲しい。また、優勝するチームは5区・6区もポイントになります。チーム状態は出雲より全体的に良く、出雲を走っていない選手の調子も良いです。全日本は勝っていないので良い成績を挙げたいです。
早稲田大学 渡辺監督
注目は1区の柳です。他のチームのオーダーを見てこれで正解だと思いました。5・6・7区がまともに走れれば結果はついてきます。4区が終わってよーいどんなら、後半に上級生を並べているのでいい勝負ができるはずです。大迫の状態は......アンカーは無理だけど不安はありません。
日本大学 鈴木監督
一番期待するのは荻野です。4区の林は他大に比べて力が劣るので、5から7区でカバーしたいです。予選会の疲れは残っていますが、去年の4位以上を目指したいです。
中央大学 浦田監督
3位以内が目標です。7区終了後6位以内に入っていたいです。6・7区に動きの良い選手を並べました。
上武大学 花田監督
前回は他の失速もありラッキーでした。今回は実力で5・6番くらいに入りたいです。ポイントは1区・2区の倉田・佐藤です。1区に倉田がいるというのは攻めるオーダー。多く起用した2年生には期待したいです。
明治大学 西監督
走ってみないとわからない選手が多いのでどうなるか......。出雲の出遅れについてはしっかり全員で受け止めて全日本に臨みます。プレッシャーをかけてあまりいい結果が出ていないので、今回はシード権でいいと言ってあります。箱根を見据えてというよりも、今いい状態の選手を並べました。
山梨学院大学 上田監督
チーム全体として成長してきています。後半はどんどん苦しくなるから、前半で ある程度勝負して欲しいです。
箱根でどう駆け引きするかをオムワンバは学んで欲しい。
日本体育大学 別府監督
4区までで5位以内にいたいです。手応えはあります。服部は初めから4区にするつもりでした。足の状態も日々良くなっています。
帝京大学 中野監督
シードを獲りたいけど簡単ではないでしょう。3区で5位以内がメドですかね。東洋・駒澤・明治が前にいてその次のグループにはいたいです。手堅く行かせるつもりはありません。当日どれだけ自分のパフォーマンスが発揮できるかでしょう。うちはエースはいない。全員がエース。キャプテンの山川は好調です。
東海大学 両角監督
村澤は走ろうと思えば走れます。ただ、予選を欠場したこともあり今は無理をさせません。早川は、村澤が抜けた時点でチームのエースだからアンカーにしました。箱根に出られないのはさみしい限りですが、いろんな点で今回の全日本がゼロからのスタート。再建のためにも頑張りたいです。
第一工業大学 岩元監督
ジョン・カリウキは、故障上がりだったわりに出雲はまずまずでした。練習嫌いで素質頼みですが、感性が鋭い選手です。