青山学院大学 原晋監督取材
10月1日(水) 晴れ 29度
台風17号の影響が心配されましたが、晴れて汗ばむ陽気となりました。
予定通り町田の青山学院大学の陸上部寮へ、
原晋監督にお話を伺いに行きましたが、
原監督、取材のことをすっかり忘れていたらしく、
「今日でしたっけ? あ、すみません!
美容院の予約をキャンセルしてきます!」と慌てて奥へ
原晋監督:
今、主力で今ケガをしているのは竹内だけ。
それ以外はベストメンバーで出雲に臨めます。
4人エントリーしている1年生のうち久保田・小椋の2人は出雲で使う予定です。
ふたりとも、今、調子がいいですね。
久保田は2区か3区で使う予定です。
追いかけると出岐以上にプラスアルファの力を発揮するので、1区だともったいないからです。
福田は3区かアンカーかな?
ポイントは3区から4区のタスキリレーで何番手で渡せるか。
3区で先頭に立ち、30秒は引き離したいですね。
そして、4・5区で耐えて、アンカーに30秒引き離して渡せれば、
優勝が狙えると思います。
カギとなるのは大谷。
どの区間で大谷を使ったとしても、大谷次第で順位が変わると思います。
6月の全日本大学予選の敗因は、チームが出岐頼みになっていたこと。
前回の箱根で5位になった余韻にひたったまま、浮かれた状態で
チームが6月まで来ていた。
そして、全日本予選で出岐が走れなかったことで、
出岐頼みだったことが浮き彫りになりました。
ただ、出岐・久保田・竹内・福田の4人がケガをしていたので
戦力的にも整っていなかったので、納得しています。
出岐は、4月の織田記念で途中棄権しました。
4日前まで完璧だったが、当日アップを見てダメだと思って、
棄権してもいいぞと本人には言ったが、
とりあえず走り出して、でもダメで、途中棄権してから、
それ以降おかしくなりました。
原因は3月びわ湖毎日マラソンの疲れだと思われているが、
本当は足首の疲労骨折してやんじゃないかな?
4~6月はどん底でしたが、故障をして、違う強さが出てきました。
故障前は勢いだけで走っていたが、故障して陸上競技の難しさを感じ、
更に落ち着きが出てきました。
重厚感。大人の走りができるようになりました。
走る喜びと強さが付いたと思います。
出岐を見ていて、どん底を味わった選手は強くなるんだと思いました。
よくぞ戻ってきてくれました!という感じです。
このまま陸上人生を終わってしまうのかな・・・、と思っていたが、
ある日突然治った。不調も、回復もよく分からないタイミングでした(笑)。
夏合宿も昨年はユニバーで走り込みができていなかったが、
今年はほぼ全部メニューをこなせました。
今度の箱根2区で爆発すると思う。
前回の区間賞の時よりいい走りをして、1時間6分台はいけるのではと思います。
ルーキーの久保田は、故障していて走り出したのは7月のため、
夏合宿は全体の半分しかできていない。
でも、練習は無理をさせず、本人のにも8割でいいと言っている。
久保田の場合、モノが違うので練習は量より継続。
出雲も箱根も全部で使いたいですね。
7月以降は大きな故障なく、3ヶ月間練習が出来ています。
出雲では爆発すると思いますよ。どの区間で走っても区間賞争いすると思う。
性格的にはのんびりしていますが、
普段の久保田と陸上の久保田では人が違う。
そういう意味では二重人格(笑)
普段は素直で明るくていい子。人に好かれるタイプで、
大きい大会になればなるほど嬉しくなるタイプ。
大舞台に強いす、試合では120%の力出せると思います。
などなど、選手個々の話をたっぷりと聞いた後、
新しくなったユニフォームを見せていただきました。
原監督薦めの「アッチャ」へ。
心と体を健康にしてくれるカレーをいただきました。
詳しくは、10月8日午後1時からの
文化放送スポーツスペシャル
第24回出雲全日本選抜駅伝競走 実況中継の中で!