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東洋大学 酒井俊幸監督取材

10月3日(水) 晴れ 24℃

 

半袖のシャツでは少し肌寒く感じる中、

東洋大学陸上部の寮がある川越キャンパスに行き、

酒井俊幸監督に、お話を伺いました。

 

酒井俊幸監督:

 

去年で1つの区切りをつけて、

今の東洋は、新しい選手、力がでてこないと駄目なチームです。

インカレには、選手を出したくても故障者が多く、出せませんでした。

オレゴン合宿、レースは、箱根駅伝で優勝して招待があったのと、

中間層の選手の経験が大事だったので、出場しました。

この中から将来主力になる選手もいると思います。

 

今年は自分達で流れをつくらないといけないので、

箱根に出れなかった選手もチャンスを掴まないとといけない。

スローガンは、「闘争心をとき放て

夏合宿で決まりました。

「とき放つ」の「とき」は、「解き」と漢字ではなく、

あえて平仮名にしました。

 

今年の箱根のタイムに満足してほしくない。

他大学は、打倒東洋でくるので、

気持ちで負けては、惨敗する可能性だってあります。

 

出雲は、客観的に見たら駒沢が強いと思います。

東洋は一枚足りない。

1秒を大事にして、攻める姿勢をださないと

あっといまに負けてしまう。

1・3・6の主力区間が大事。ミスは許されない。

能力がない選手は、勇気を持たないといけないと思います。

 

設楽啓太と悠太は、年ごとにベストを更新していますが、

ガツガツしていないのに不思議です・・・

でもmのびのびとやっているのが良いのかな。

いずれ27分台を2人で出してほしいですね。

悠太にマラソンを勧めたら、集中力がないので無理といわれました(笑)。

それでも同級生の早稲田大学の大迫 駒澤大学の油布に比べたらまだまだ。

3年生の世代は選手が揃っているので、

切磋琢磨して、世界に羽ばたいていってほしい。

 

出雲連覇を狙いますが、

新たな選手も多いので、

勇気をもってひるまずに攻めの姿勢。

魂が入った走りをしたいと思います。

 

と、いつもの爽やかな笑顔の中にも

新たな闘争心を燃やしていた酒井監督でした。

 

詳しくは、10月8日午後1時からの

文化放送スポーツスペシャル

第24回出雲全日本選抜駅伝競走 実況中継の中で!

 

 

 

2012年10月 4日