2012年3月 9日アーカイブ
神奈川大学のクロスカントリーコース完成披露式典が、
神奈川県緑区にある中山キャンパスで行なわれました。
・クロカンコース=全長1100メートル。
・高低差およそ20メートル。
・水はけの良い土の上に厚み5センチのウッドチップ
・ウッドチップの大きさは1センチ×1センチほど。
・今の状態だと、選手にとってまだ走りにくい。
1~3年かけて、走路を作っていくイメージ。
・クロカンのこう配は4~8%が良いとされているが、
このクロカンコースのスタート直後の坂は8%。
コースの中で最もきつい坂。
選手たちによるデモンストレーションのあと、
大後監督にお話を伺いました。
若いうちに最大スピードを上げておかないと、
その後いくらスタミナを付けてもタイムは上がりません。
最大スピードを上げる術がクロカン。
クロカンコースで、効率の良い体重移動を筋肉に覚えさせることが目的です。
また、ウッドチップの上を走ることにより
足の裏に受けるダメージが少なくなるため、
スポーツ貧血にも効果的だと思います。
ここは、クロカンコースとトラックが併設されているため、
トラックとのミックストレーニングができるのが利点です。
クロカンで筋肉に覚えこませた感覚を、
すぐにトラックで試すことができます。
トラックでスピード練習、
クロカンで大きな筋肉を鍛えていく予定です。
クロカンコースにはこれから夜間照明を設置する予定なので、
朝から夜まで走ることができます。