出雲駅伝3連覇は!?
10月4日(月) 曇 21・1℃
日本大学編
PM4時30分 世田谷区八幡山にある日本大学学生寮に到着。
学校の創立記念日のために休校で寮はひっそりとしていましたが、
堀込隆コーチにお会いしてきました。
昨年、学生最強ランナー、ダニエルの活躍で出雲駅伝を連覇。
さらに全日本大学駅伝も制し、大東文化大学、順天堂大学に続く、
大学駅伝3冠に王手をかけた日本大学でしたが、今年の正月に行われた
箱根駅伝では、まさかの15位で、シード落ちとなってしまいました。
チーム再建のために、箱根駅伝後、どのような取り組みをしてきたのでしょか?
堀込コーチに伺いました。
堀込コーチ:
『箱根が終わった後の閉会式で、ある記者から「出雲と全日本を制しながら、
箱根駅伝のシード権を取れなかった例は史上初めてなのですが、今のお気持ちは?」
と聞かれ、そんな例もあるんだ。と思いました。知りませんでした。
箱根の後、スタッフを集め、何が足りなかったのか?
これからどのように取り組んでいけば良いのか?
チームの再建に向けてプロジェクトチームをつくり、話し合いを重ねました。
その中で、何となく見えてきたものがありました。取り組むことが多かったですね。
まずは、走り込む距離の不足を感じたので、夏合宿では、昨年よりも300キロほど多く、
ひとり1000キロ走らせました。
秋の大会を見ると、それなりの成果は出たのかなと思います。
そして、「挨拶」「脱いだ靴を揃える」といった学生競技者として当たり前のことを
改めて徹底させました』
今年のチームの特徴は?
『今のチームは発展途上。
箱根のメンバーから5人が抜けたという事実以上に、キャプテン谷口の存在感、
そして、ダニエルの爆発力が抜けた穴は、大きかったですね』
出雲の抱負:
『出雲の後、すぐに箱根駅伝の予選会があり、ふたつの兼ね合いが難しいですね。
出雲でそれなりのレースをして、そして移動して予選会というのは、
精神的にもタフじゃないとやれません。
今年は、選手層もそれほど厚くないので、出雲は1、2年生を使い、可能性の追求。
ニューヒーローの誕生を望みます。
それが、全日本、そして、予選会を通過した後の箱根に生きてくると思います』
日本大学の出雲駅伝エントリー選手10名
4年:笹崎 慎一
2年:久保 翔吾・横松 徹・田倍 憲人
1年:加賀田 剛輝・森谷 修平・垂澤 直也・安田 翔吾・内田 拓
詳細は、10月11日(月) 午後1時からの
「文化放送スポーツスペシャル 第22回出雲全日本大学選抜駅伝競走 実況中継」の中で!!
(※パ・リーグクライマックスシリーズ ファーストステージ
西武対ロッテ第3戦が行われた場合は、インターネット中継のみとなります)