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2010年10月24日アーカイブ

日体大記録会後、東洋大学酒井監督コメント

2010年 10月23日(土) 晴れ 気温 17℃

 全日本大学駅伝まで、あと15日。

選手の仕上がり状態を見るために、神奈川県横浜市青葉区にある

日本体育大学で行われた第211回記録会を取材してきました。

男子1万メートルは、全部で9組。

最終9組には、春先の右足の故障で出遅れ、出雲駅伝に出場しなかった

東洋大学の柏原竜二選手が出場するとあって、一般の見学者も大勢来ていました。

 

日が沈み、肌寒くなってきた中、召集の笛が鳴り、

柏原選手を含む、30人ほどの選手たちがスタートラインへ整列・・・

スターターがピストルを上に上げて、いよいよスタート。

「パン!」・・・「パン!!」

あれ?今、2回鳴らなかった?

珍しく誰かがフライング。

気を取り直して再スタート。

エスビー食品のカロキ選手が引っ張るかたちで、柏原選手は最初の1000Mを2分45秒で通過。

そして、3000Mを8分25秒、5000Mを14分09秒で柏原選手は通過(タイムは手元のSWで計測)

結果は、柏原選手、自己ベストの28分20秒99には届きませんでしたが、

自己2番目の記録となる28分24秒92で、日本人トップの3位に入りました。 

レース後、東洋大学、酒井俊幸監督にお話を伺いました。

酒井俊幸監督:「きょう、28分台で走ったのは、柏原竜二、田中貴章、渡辺公志の3人。

きょう走った中で自己ベストを更新できなかったのは、柏原だけ。

でも、きょうの記録会に合わせて特別な調整はしてきてません。あくまでも、練習の一環です。

柏原は、セカンドベストの記録ですかね。これまでの練習の成果が実のなってるかもしれません。

ただ、きょうは非常にコンディションが良かったので、今後、彼にはいかなる状況でも走れるように調整してほしい。

全日本の区間配置はまだ決まっていません。時間もありますし、あくまでも調子の良い選手を起用します。

相手がどうのこうのというよりは、自分たちの走りができれば良いと思います。


日本体育大学記録会 男子10000M 第9組 主な成績

順位

氏名

所属

記録

1

ビダン カロキ

エスビー食品

27:53.6

2

ジョンウンフェ

大邱市公社

28:23.6

3

柏原 竜二

東洋大学

28:24.9

4

野口 拓也

日本体育大学

28:25.3

5

渡邊 和也

四国電力

28:29.3

6

松本 翔

明治大学

28:34.4

7

ワイナイナ ジョン

重川材木店

28:35.1

8

服部 翔大

日本体育大学

28:37.8

9

渡邉 浩二

大阪ガス

28:39.0

10

高橋 憲昭

エスビー食品

28:40.9

11

北 魁道

明治大学

28:42.9

 

 

 

 

13

ジャクソン クアライ

奈良産業大学

28:45.7

14

田中 貴章

東洋大学

28:46.9

 

 

 

 

18

渡邉 公志

東洋大学

28:57.0

19

小林 優太

明治大学

28:57.8

20

出口 和也

日本体育大学

28:58.8

21

大石 港与

中央大学

28:59.4

22

筱嵜 昌道

日本体育大学

29:00.6

23

千葉 優

東洋大学

29:09.3

24

早川 智浩

日本体育大学

29:10.0

 

 

 

 

27

的場 亮太

順天堂大学

29:41.0

28

福士 優太朗

日本体育大学

30:05.9

29

川内 優輝

埼玉陸協

30:14.9