2010年10月 6日アーカイブ
2010年10月6日(水) 晴れ 気温23・6℃
駒澤大学編
午後1時15分、少し歩けば汗ばむような陽気の中、ニ子玉川駅に到着。
駒澤大学の大八木弘明監督にお話を伺ってきました。
・前回の箱根駅伝をふり返って
大八木弘明監督:『前回は優勝を狙っていたが、星と上野がケガをして、走れなくて、
東洋を追いかけることができなかった。』
・新チームになって
大八木弘明監督:『今年のテーマは「原点と自覚」。
宇賀地たち、強力な4年生が抜けて、新チームには、
改めて原点に戻り、そして自覚を持って練習に取り組むように言っています。
特に今の2年生には、積極的にチームを引っ張っていって欲しいと言っています。
1年生では、窪田選手が9月に13分55秒18の自己ベストを出し、
チーム全体で13分台の選手が6人となりました。
窪田は、今、1年生で1番良いですね。
高校時代の実績で言うと、油布の方が圧倒的に上だけど、
油布と同じくらいの実力になってきた。
実は、窪田は、故障をかかえたまま入学してきて、練習を開始したのは5月。
最初はじっくり走り込ませ、夏合宿も順調にこなして、
大学最初のレースで13分台を出したよ。 このまま行けば、28分台出すよ。
2年生も調子が良いし、出雲は1、2年を中心にやる可能性が高いですね。』
・出雲のライバルは?
大八木弘明監督:『出雲のメンバーを見ると、やはり早稲田が強そうだね。
日体大も5000メートル13分台の選手が多くて、
優勝候補ナンバー1じゃないの?』
・目標は?
大八木弘明監督:『出雲の目標は、シード権の3位以内に入れれば良いね。
出雲、全日本、箱根と、3つ全部3位以内に入れればね。』
と話す大八木監督は、終始笑顔で話してくれて、チームの充実ぶりが伺えました。
ひと通り、チームの状態を伺った後、話は変わり、
大八木監督が出席したパーティーの話へ
大八木弘明監督:『この前、あるパーティーに出席したら、
同じテーブルに長嶋茂雄さんと王貞治さんがいて、びっくりした!
一緒に写真とってもらったよ』と満面の笑みで、うれしそうに教えてくれました。
駒澤大学の出雲駅伝エントリー選手10名
3年:井上 翔太
2年:上野 渉・撹上 宏光・久我 和弥・後藤田 健介・千葉 健太
1年:茅原 祐也・窪田 忍・郡司 貴大・油布 郁人
詳細は、10月11日(月) 午後1時からの
「文化放送スポーツスペシャル 第22回出雲全日本大学選抜駅伝競走 実況中継」の中で!!
(※パ・リーグクライマックスシリーズ ファーストステージ
西武対ロッテ第3戦が行われた場合は、インターネット中継のみとなります)
2010年10月5日(火) 晴れ 気温20・6℃
東洋大学編
出雲駅伝のメンバー10人が発表されましたが、
東洋大学のメンバー表の中に、
箱根駅伝連覇の立役者、柏原選手の名前がありませんでした。
柏原選手抜きで、出雲をどう戦うのか?
池袋駅から東武東上線に乗り、午後1時30分に鶴ヶ島駅へ到着。
東洋大学陸上部の寮で、酒井俊幸監督にお話を伺ってきました。
「新入生や箱根を経験していないメンバーの頑張り」
酒井監督が話したのは、箱根連覇を果たした主力メンバーではなく、
新たな力の台頭でした。
1年生では、設楽兄弟、定方、大津顕杜選手、
3年生では、山本憲二、川上遼平選手。
そして、酒井監督が箱根に向けて期待していたのは、
これまで大舞台で活躍していなかった4年生の成長でした。
出雲は、鴛海(おしのみ)、本田選手がエントリーされていますが、
酒井監督は「経験のない4年生があきらめない気持ちを見せれば、
メンバーになれない選手も同じ方向を向く。」と最上級生の頑張りが、
チームの一体感をつくると話していました。
気になるのは柏原選手。
冬場の故障もあり出雲はエントリーされませんでしたが、
状態はあがっているということで、全日本、箱根に向けて動き始めています。
「出雲は柏原がいない中でどこまでやれるのか。新たな主力候補をつくりたい」
という東洋。
主力不在ですが、これが選手の底上げにつながれば、
常勝軍団に向けさらにチームが強力になるだけに、
出雲での新戦力の台頭から目が離せません!!
東洋大学の出雲駅伝エントリー選手10名
4年:鴛海 辰矢・本田 勝也
3年:川上 遼平・ 山本 憲二・田中 貴章
2年:市川 孝徳
1年:大津 顕杜・定方 俊樹・設楽 啓太・設楽 悠太
詳細は、10月11日(月) 午後1時からの
「文化放送スポーツスペシャル 第22回出雲全日本大学選抜駅伝競走 実況中継」の中で!!
(※パ・リーグクライマックスシリーズ ファーストステージ
西武対ロッテ第3戦が行われた場合は、インターネット中継のみとなります)