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2012年3月8日(木) 神奈川大学取材日記

神奈川大学のクロスカントリーコース完成披露式典が、

神奈川県緑区にある中山キャンパスで行なわれました。

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・クロカンコース=全長1100メートル。

・高低差およそ20メートル。

・水はけの良い土の上に厚み5センチのウッドチップ

・ウッドチップの大きさは1センチ×1センチほど。

・今の状態だと、選手にとってまだ走りにくい。

 1~3年かけて、走路を作っていくイメージ。

・クロカンのこう配は4~8%が良いとされているが、

 このクロカンコースのスタート直後の坂は8%。

 コースの中で最もきつい坂。

 

選手たちによるデモンストレーションのあと、

 

2012030811220000.jpg

 

大後監督にお話を伺いました。

 

若いうちに最大スピードを上げておかないと、

その後いくらスタミナを付けてもタイムは上がりません。

最大スピードを上げる術がクロカン。

クロカンコースで、効率の良い体重移動を筋肉に覚えさせることが目的です。

 

クロカン練習をやることでスポーツ障害のリスクを減らすことができる。

また、ウッドチップの上を走ることにより

足の裏に受けるダメージが少なくなるため、

スポーツ貧血にも効果的だと思います。

  

ここは、クロカンコースとトラックが併設されているため、

トラックとのミックストレーニングができるのが利点です。

クロカンで筋肉に覚えこませた感覚を、

すぐにトラックで試すことができます。

トラックでスピード練習、

クロカンで大きな筋肉を鍛えていく予定です。

 

クロカンコースにはこれから夜間照明を設置する予定なので、

朝から夜まで走ることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2012年3月 9日

東洋大学総合優勝インタビュー

2年ぶり、3回目の総合優勝、東洋大学のみなさんです。おめでとうございます。
>(東洋大学の皆さん)ありがとうございます。

酒井監督
本当に2年ぶりの総合優勝、いかがですか?
>はい。昨年の悔しさがありますので、本当に嬉しいです。

去年は21秒で負けました。そこからタイムを削って、今年は往路新記録、復路新記録、総合新記録ですね。
>はい。記録に関しては想像以上に選手たちが頑張ってくれたおかげなんですけど、やはり、去年の早稲田さん、そして駒澤さんといったライバルチームの存在とですね、危機感、悔しさ、それがあって、より強くなれたと思ってます。

今回勝てたということは、酒井監督にとっても本当に大きなんじゃないですか。
>そうですね。本当に悔しい。じゃあ、自分たちに何ができるのかと一人ひとりが自覚を持って、そして、今大会もですね、選手のみならず、部員全員、そしてマネージャーも含めて、本当に総力戦で挑んだその結果かなと思ってます。

今度は連覇に向けて、柏原選手が抜けて、新しいチームでの挑戦ということになりますね。
>まずはですね、1戦、1戦また作りなおして、頑張っていきたいと思ってます。

本当におめでとうございます。
>ありがとうございます。

 

1区 宇野 博之選手

1区の流れが10区間つながったんじゃないですか?
>そうですね。でも自分は最低限の役割しか果たしてないので、もう本当にほかの選手がしっかり走ってくれたのがこういう結果につながったんじゃないかなと思ってます。

4回箱根を走って、3度の総合優勝、いかがですか。
>やっぱり優勝することは何回やっても気持ちいいですね。

本当におめでとうございます。
>ありがとうございます。

 

2区 設楽 啓太選手

おめでごうございます。
>ありがとうございます。

2区でトップを奪って、それが最後までつながりました。
>そうですね。やっぱり1区の宇野先輩が、秒差で来てくれたんで、それで、自分でここでトップに立ってやろうと思って、そういう気持ちで走りました。

2年連続の2区、いかがでした?
>去年と比べて、今年は優勝することをチームの目標としていたので、本当によかったです。

これを今度は来年に、つなげなければいけないですね。
>そうですね。しっかり来年も優勝できるようにがんばりたいと思います。

 

3区 山本 憲二 選手

前回の21秒差の悔しいアンカーから、今度はリードを広げる3区となりましたが、いかがでしたか。
>そうですね。自分も去年悔しい思いをしたので、1位が取れて本当によかったです。特に、齋藤が最後にゴールテープ切れたのは本当に嬉しいです。

4年生として総合優勝、いかがですか。
>いや、最高ですね。

おめでごうございます。
>ありがとうございます。

 

4区 田口雅也選手

1年として総合優勝を果たしましたけれども、いかがですか。
>初めて3大駅伝を走ったので、その中で箱根で優勝できたのは、とてもいい経験になったと思います。

今回は4年生に囲まれての4区でしたけれども、いかがでした?
>本当に強い先輩たちに囲まれたので、安心して走れたのでよかったです。

これを来年につなげなければいけないですね。
>来年はもっと主力の力を合わせてそれで上位で走れるように頑張りたいです。

おめでごうございます。
>ありがとうございます。

 

5区 柏原 竜二選手

おめでごうございます。
>ありがとうございます。

キャプテンとしてチームを引っ張ってきて、総合優勝。いかがですか。
>そうですね。今年1年キャプテンをさせていただいて、本当に僕はキャプテンらしいことは何一つしてなくて、みんながすごく考えて行動してくれたおかげでこうしていい結果が残せたので、本当にみんなに感謝しています。

この4年間で3度の総合優勝。この4年間を振り返ると、箱根というのはどういうものですか。
>そうですね。箱根に出て注目されることが多くなって、とても嫌な時期もありましたし、陸上嫌だなという時期もありましたけど、こうやって4年で優勝できたことはすごく幸せだと思います。

去年の21秒の悔しさを、今年は存分に晴らしましたね。
>先頭でもらってもトップで走りたいと思ってましたし、区間新記録で走りたいと思ってたので、十分その仕事ができてよかったと思ってます。

今度は柏原選手が卒業して、新たなチームにそのタスキを託すということになりますが。
>実業団に行ってもみなさんに応援してもらえるように頑張りたいと思ってます。

おめでごうございます。
>ありがとうございます。

 

6区 市川孝徳選手

おめでとうございます。
>ありがとうございました。

芦ノ湖をスタートして、勢いをつけたんじゃないですか。
>はい。往路メンバーの選手が本当に頑張ってくれたんで、また自分が本当にいい流れでスタートしたいと思ったので、予定通り走れてよかったです。

三年連続の6区で区間賞を取りました。いかがですか。
>いや、まさか取れるとは思ってなかったので、本当に嬉しいです。

おめでとうございます。
>ありがとうございます。

 

7区 設楽 悠太選手

おめでとうございます。
>ありがとうございました。

区間新記録、そしてチームとしての総合優勝、2重の喜びですね。
>そうですね。優勝するためにこの1年間練習してきたので、できて嬉しいです。

本当に去年の悔しさをこれで一気に晴らせたんじゃないですか。
>そうですね。一気に晴らしました。

来年に向けて一言お願いします。
>来年は本当、2年生が東洋大学を引っ張っていけるように頑張っていきたいです。

 

8区 大津 顕杜選手

おめでとうございます。
>ありがとうございます。

トップでタスキを受けて、いかがでしたか。
>やっぱり、後ろとの差もあったので、一番きついところでもしっかり余裕を持って走ることができました。

初めての箱根でしたけれども、その中で総合優勝を果たしました。いかがですか。
>やっぱり初めての箱根ですごく緊張もして、走ってるときも無我夢中だったんですけれども、チーム全体の目標としていた総合優勝ができて、本当に嬉しく思います。

7区、8区は2年生同士のタスキリレーだったんですけれども、いかがでしたか。
>やっぱり1年のときから、(設楽)悠太、(設楽)啓太はチームの主力として走っていて、それに負けているだけ、引っ張ってもらってるだけでは駄目だっていう気持ちはあったので、区間賞が取れて本当に良かったです。


10区 齋藤貴志選手

おめでとうございます。
>ありがとうございました。

この汗がしみこんだタスキ、ずっとつけてますけれども、いかがでしたか。
>そうですね。1区から、昨日から始まって、いい流れで先輩たちや後輩たちがつないでくれたので、とても気持ちがこもってて重かったんですけれども、それが僕の後押しにもなってくれました。

フィニッシュテープを切った瞬間はいかがでした?
>フィニッシュテープを切った瞬間は、1年前の今日の日を、自分はメンバーにもなれず、ゴールする瞬間も見ることができず、本当に悔しい思いをしたのを覚えてるので、本当にその瞬間を思い出しました。

この優勝を来年の強みに今度は受け継いでいかなきゃいけない。今度は4年生ですね。
>そうですね。今、後輩がとても強くて、自分らの学年としても市川しか主力として頑張ってなかったので、自分が頑張ることで、最終学年になることでチームを引っ張っていけるように頑張ります。

おめでごうございます。
>ありがとうございました。

2012年1月 3日

9区 区間賞 駒澤大学 窪田忍選手(2年)

9区区間賞は駒澤大学、窪田忍選手です。おめでとうございます。
>ありがとうございます。

2年連続の区間賞になりましたね。
>はい。そうですね。

今回は復路でのエース区間、9区での区間賞、価値があるのではないですか。
>狙っていたので、本当によかったと思います。

そして、総合に、復路優勝も狙えるという位置です。
>是非、復路優勝を目指して、後藤田さんも強い選手なので、しっかり少しでも前へ前へ行ってほしいです。

素晴らしい走りでした。窪田選手でした。

2012年1月 3日

8区 区間賞 東洋大学 大津顕杜選手(2年)

復路3区間連続の区間賞、大津顕杜選手です。おめでとうございます。
>ありがとうございます。

区間新記録までもあと少し、7秒でしたね。
>そうですね。区間新記録自体はあまり意識してなかったですけど、監督から区間ペースだと言われて、しっかり最後まで走ることができました。

そして、柏原選手が迎えてくれました。どんな言葉をかけてくれたんですか。
>ゴールしてすぐに「お疲れ様、よく頑張ったね」と言われてほっとしました。

チームは2年ぶりの優勝に向けて独走しています。
>そうですね。往路も復路も優勝して、完全優勝しようという話はチームで出てたので、実行できそうでとても嬉しいです。

地元の上天草市(熊本県)では成人式ということですが、出られずにこの箱根に出たんですね。
>そうですね。地元では成人式だったんですけど、やっぱりこっちのほうが大切なので、こっちに標準をあわせてきました。

おめでとうございます。見事な区間賞、大津顕杜選手でした。

2012年1月 3日

7区 区間賞 東洋大学 設楽悠太選手(2年)

* 1時間2分32秒で、東海大の佐藤悠基選手の1時間2分35秒(平成20年)の区間記録を更新

区間新記録、おめでとうございます。
>ありがとうございます。

今、どんなお気持ちですか。
>そうですね。区間新記録が出てよかったと思います。

タスキをもらった瞬間、どんな思いで走りだしたのですか。
>そうですね。まあ後ろとの差を広げる気持ちで走りました。

区間新記録は途中で分かってました?
>そうですね。まあ途中ペース落ちて、きついかなと思ってたんですけど、残り1Kmでいけるかなと思ってペース上げました。

どんな思いでタスキを最後渡したんですか?
>そうですね。顕杜(大津顕杜ケント選手)は初めての駅伝デビューなので、楽しんで来いという気持ちで渡しました。

そして、9区、10区のランナーにもメッセージをお願いします。
>9、10区は安定してる先輩方なので、ゴールで待っていたいと思います。

見事な区間新記録でした。設楽悠太選手でした。おめでとうございます。
>ありがとうございました。

2012年1月 3日

6区 区間賞 東洋大学 市川孝徳選手(3年)

6区区間賞は東洋大学市川選手です。おめでとうございます。
>ありがとうございました。

3年連続の6区、山下りとなりましたが、いかがでしたか。
>いや、とても気持ちいい走りができました。

先頭でのスタートでしたが、守りではなく、攻めの走りでしたね。
>監督から守りに入るのではなく、攻めて一秒でもタイムを削ってほしいといわれたので、熱めの走りをしようと思ってスタートラインに立ちました。

結果、後続を突き放しましたね。
>はい、そうです。

さあ、これで2年ぶりの総合優勝、どうですか?
>この一年間本当に学生らしく、本当に苦しんで、まあ色んな人に支えてもらって、今の自分があるんで、東洋の関係者、皆さんに、本当に、親もはじめ、ありがとうと言いたいです。

見事な走りでした。市川選手でした。

2012年1月 3日

第88回箱根駅伝 往路終了後監督取材

往路1位 東洋大学 酒井俊幸監督
Q:酒井監督おめでとうございます。
A:ありがとうございます。

Q:往路ですと、4連覇です。
A:そうですね、本当に選手たちががんばってくれました。
  ただ最大目標は総合優勝ですので、
  この往路でいかに明日の復路に向けて貯金を作るかどうかですので、
  まだ戦いは終わっておりませんので気を引き締めていきたいと思います。

Q:ただ2位早稲田と5分以上の差はどう思いますか。
A:そうですね、早稲田の山本君も19分台で登っていますし、
  登りもよかったと思います。
  やはり4区までに先手を取れたことがよかったと思います。

Q:柏原の記録もすごいですが、往路の記録の大幅な更新に
  我々も圧倒されましたが(笑)
A:やはり総合力で全部の部員が箱根に向かっていこうと、
  総力戦でいこうということを言ってきました。
  選手のみならず、マネージャー、そして控えのサポート、
  みんながいい意味でいいサポートができた結果だと思います。

Q:柏原選手が初めて4年目でトップでタスキを受け取りましたが、
  小田原中継所、(涙で)ウルウルきている感じに見えましたが、監督はどうでしたか?
A:彼を押す、背中を押すがんばりが4区までにできたと思います。

Q:本当に全員の全力の走りということでしょうか?
A:そうですね、はい。

Q:さぁそして、いよいよ総合優勝を目指して復路の思いをお願いいたします。
A:明日の復路は想定よりも貯金はありますが、守りに入らず、
  特に6、7区、ここを大事にしながら、復路もですね、
  ある程度攻めの姿勢で、そして総合優勝総合タイムの更新も狙っていきたいと思います。

Q:ご健闘期待しています。本当におめでとうございました。
A:ありがとうございました。


往路2位 早稲田大学 渡辺康幸監督
Q:往路前回と同じ2位ですが、結果踏まえていかがですか。
A:そうですね。5分ですから、もう違うというよりは、
  明日は自分たちのレースということですね。

Q:大迫選手は前回と同じ1区で監督の期待通りの走りですか?
A:1区から4区まで特に大げさはなく、まあ無難に走ったって感じですね。
  去年のように、まあ山登りに東洋の柏原くんがいるということで、
  結果的にもう彼にタスキが渡るときにうちが1分50秒の借金を背負う形になりましたので、
  それが5分で済んだかな。

Q:タイム差が監督の口から自ら出ましたけど、
  明日復路に対する思いをお願いします。
A:ただまだ何が起こるかわかりませんので、
  1区間1分という気持ちで返していきます。


往路3位 明治大学 西弘美監督
Q:まず往路を振り返っていかがですか。
A:そうですね、ちょっと鎧坂が使えなかった分、
  不安はあったんですけど、その不安を5人の選手は、
  払拭する走りをしてくれたなと思います。
Q:その中で、評価したいと思う選手はどなたでしょうか・
A:やはり、エース区間の2区ですね。
  あの全部が全部、本当に高い評価をしたいんですけど。
  まぁよく、あの勝負どころの間際の2日前に言われたにもかかわらず、
  落ち着いたレースをしてくれたなと思います。

Q:ファンの皆さんが気になるのは鎧坂選手の状態かと思うんですが、
  復路はいかがですか。
A:まぁちょっ明日の状態を聞いて、
  まぁどこがしか走らせるかどうかを決めていきたいと思います。

Q.その2日前というのは、やはりその鎧坂選手の状態というところで、
  ちょっと変更があったとみていいでしょうか。
A.そうですね、彼が完全にもう2区ができないと。
  まぁ最初は、1時間10分でもというような判断ではあったんですけど、
  タフなコースですから、2区は。
  ちょっともしかしたら、立ち止まるとか、
  そういうアクシデントがあった場合には困りますから、
  無難に、ちょっとそこは回避して、急遽、菊池と、
  そして3区に予定していた菊池が2区にまわりましたので、
  復路の石間を3区に持ってきたと。
  それが、よく間際の中で、えー。よく走ったなと思います。

Q.最後に、復路に向けての意気込みをお願いします。
A.えー、あのー、まだまだ後ろに強い学校がいますので、
  少しでも3位をキープしていきたいなと思ってます。

Q.まずは3位というところですか。
A.そうですね、はい。
Q.わかりました、ありがとうございました。
A.ありがとうございました。


往路4位 駒澤大学 大八木弘明監督
Q:往路を振り返ってということになりますが、いかがですか。
A:そうですね、若いチームだったので、
  本当にいい流れを持っていけなかったですね。
  やはり2~3区の流れですか、そこが本当にポイントでしたね。

Q:1年生の村山謙太くんはどのように?
A:そうですね。本当にあの強い選手に胸を借りてっていうことを言っていたので、
  ちょっと引っ張ってもらえればよかったのかなと思ったんですけど、
  もう自分から言ったのはいいんですけど。
  最後5Kmもうちょっと頑張ってほしいなって思っていたんですけど、
  まあやっぱりあの流れが次の油布にもいきましたね。
  油布もあんまり足の状態が良くなかったんで、
  その2~3区の流れがうまくいかなかったですね。

Q:復路に向けてということになりますが、
  どの当たりに目標をもっていくことになりましょうか。
A:いや、もう復路優勝狙って、もう確実に2番狙いで行きたいと思っています。


往路5位 城西大学 櫛部監督
Q:まず往路を振り返っていかがですか。
A:昨年と比べてどうなるかということで、
  チームを構成していきました。
  それで1,2区は去年は18番、19番まで落ちてスタートしたのですが、
  今回はそれを必ずないようにと。
  そういうことがないようにということでやって、
  プレッシャーもかけずに学生には選手には送り出して。
  結局昨年は往路で7番ということで、
  7番がそれ以上狙っていくということで、
  その予定通りを学生が走ってくれて、3・4・5区とつないで。
  よい形で往路はゴールしたと思います。

Q:4区の山口君もよい走りだったと思いますが。
A:まだ具体的なタイムは聞いてないので、ちょっと分かりませんが、
  非常に好順位だったということで評価したいと思っています。
  また1区の村山君が本当に強豪校と一緒に走ってくれたので、
  非常にタイムも良かったものですし、役目も果たしてくれたなという風に喜んでいます。

Q:そして復路に向けてということになりますけど。
A:正直これから作戦を立てるということで。
  ただまあ、昨年と復路を比較して、
  ミスがあったところを重点的に補っていき、
  特に6区としては大きく送れたので・・・
  そこは確実にいけるように計画を練ってきたのですが、
  思いのほか、6区は平田が調子が良いのと、下りの適正がすごくあるので、
  その辺がどこまでいけるかというところで、正直前と差を見ると、
  駒沢大学の千葉君なんかがいますので、
  そこは昨年の区間新記録を出していた人間なので、
  追いつく着はないとは思うのですが、どこまで粘れるかと。
  後ろとしては離したいなと思ってます。

Q:最終的にはどのあたりを、というイメージはありますか。
A:欲を言えば、3,4番をいきたいと。また後ろを見ればたくさんいますので、
  そこは確実に昨年のことがないようにやりたいと思ってます。


往路6位 山梨学院大学 上田誠仁監督
Q:往路を振り返ってみていかがでしたでしょうか。
A:そうですね。あのー本当に混戦を予想してました。
  その中で何とか抜けだして、まあ6位、
  シード権内にたたき出された前回のレースからは、
  少しチーム力という部分は、成長のあとが伺えるかなと。
  ただし、まあ明日に向けては前も詰まってるし、
  後ろも迫っているということもありますので、
  まだまだのこの混戦から抜け出た状態ではないと思うんですよね。
  ですので、気持ちを引き締めて、明日はさらに一つでも上を目指す、
  勢いのあるレースをしたいと思います。

Q:どの当たりがポイントになりそうでしょうか。
A:そうですね。まあ9区にキャプテンの松枝を控えてますので、
  本当はそこまでにしっかりとした足固めがあっていければいいんですけど、
  そこで勝負を決める部分は決めたいなという気はします。

Q:上にも下にもということで、明日も激戦というか、
  そういうことが想像できますか。
A:そうですね。かなり厳しい戦いになると思いますけれども、
  守りに入らず、攻めの気持ちに戦いに挑みたいと思います。

往路7位 青山学院大学 原晋監督
Q:復路終わってどのような感想ですか。
A:想定した範囲の、わりと前の良いほうへ転がってくれましたね。

Q:お見事だったのは、出岐選手の走りでしたね。
A:彼は監督冥利につきるというか・・・すごいですね。
  プラスアルファの力を出してくれました。

Q:どのあたりがすごかったでしょうか。
A:実は、アキレス腱を痛めていて・・・。
  非常に不安だったんですね。残り3Km上れるかなって思っていたけど、
  村澤くんが前にいましたけれども、彼に関係なく、
  ラストもしっかり上れたので、100点満点、150点満点ですね。

Q:その後、3区以降はいかがでしたか。
A:福田が前半押さえてやっていたのですが、
  後半はよく頑張ってくれましたね。
  遠藤は4区ですが、入りちょっと、私が指示で早く入れさせすぎたので、
  若干中盤へばってしまったんですが、最後よくまとめてくれました。
  いずれにせよ、5区もよく粘っていたので、
  1区の佐藤くんが1年生ながら良い走りをしてくれたので、そこからが始まりでしたね。

Q:復路に向けての目標はなんでしょうか。
A:最低シードは獲りたいので、シード権外まで2分そこそこだとは思うんですけど。
  まず6区山下りで、シード守るというよりは、5~6番争いですね。前の山梨、城西ですね。
  このあたりをまずは山下りで追いつきたいなと思います。あとは流れですね。


往路9位 國學院大学 前田康弘監督
Q:往路振り返っていかがですか。
A:そうですね。まあ1区が本当非常に心配だったんですけれども、
  あのハイペースの中で、1区の桑原が後ろの方でしたけれども、
  しっかり粘って2区につないでくれたので、流れがしっかりできたかなと思います。

Q:山上りはいかがでした?
A:そうですね。ちょっと寺田に関しては、どっちに転ぶかなと思っていたんですけど、
  後ろで見ていて非常に冷静に走っていたので、安心して見てられました。

Q:明日に向けて、復路に向けてということになりますか。
A:そうですね。もう本当是が非でも2年連続シードを獲りたいので、
  もうしっかり選手には徹底して、ペース設定決めながらしっかり確実につないで、
  大手町にタスキを運びたいと思います。


往路10位 学連選抜 鈴木監督
Q:往路を振り返っていかがでしたでしょうか。
A:1区のスタートがあの位置ではどうしようもならないですね。

Q:日大の2人の選手の走りはいかがでしたか。
A:2区の佐藤はまあまあ、それでも決して悪い走りではなかったけど、
  1区の田村があの順位ではね。流れを作れないですね。

Q:3区以降はいかがでしたか。
A:3区の梶原も前半、勢いよく入り込んで、
  やっぱり後半ちょっとペースダウンしちゃいましたね。
  前半の勢いがオーバーペースになって、14分01秒だったかな、
  5Kmがね、それがね、後半響いちゃってペースダウンしちゃいましたね。

Q:山登りの吉村選手は健闘しましたね。
A:吉村は上りきるまではすごくよかったですよ。
  前の東海大まで迫ったんですけどね、下りがしんどかったね。
  下りが全く走れなかった。
  上りきるまでは1時間20分ぐらいのラップタイムを刻んでいたんです。
  ただ下りが全く走れなかった。

Q:復路に向けてどのような目標を持っていきましょうか。
A:復路も各大学から選ばれた良い選手がおりますので、
  なんとかシード権を確保して、
  少しでも上の7番、8番を狙える位置でゴールしたいなと思っています。

往路11位 日本体育大学 別府健至監督
Q:往路を終えて採点すると?
A:う~ん、70点ぐらい。
Q:減点の要因は?
A:3区がもう少し、まあ悪くはないと思うんですけど、最後の部分と。
  4区がもう2つ、というところかな。
Q:明日の復路に向けての目標とプランは?
A:スタートとなる6区でうまく流れに乗って、あとは個々が考えているレースプランが
  ありますので、それに沿って展開していく、それしかないと思います。
Q:大手町では何位ぐらい?
A:最低でもシードに入る。チーム目標は5位以内ということだったので、
  そこにこだわっていきたい。


往路12位 中央大学 浦田監督
Q:往路を振り返ってみていかがでしたでしょうか。
A:そうですね、12位ということで、
  順位的にはこの順位も往路はあるというふうに思ってたんですけども、
  まあタイム差が前のシード権のところもそうですし、
  上位の入賞、あるいは3位以内を目標にしていたところが、やっぱりかなり厳しくなりました。
 
Q:どのあたりが計算とは違ったかなというところでしたか。
A:4区まではもう完璧な状態で、5区が多少順位を落とすということは
  想定してたんですけども、思ったよりタイムが悪すぎたということですね。

Q:復路に向けて...
A:復路もそれなりの選手がいますので、
  1つでも上をという気持ちでなんとか上位に喰い込んで行きたいと思います。

Q:どのあたりがポイントになりそうでしょうか。
A:明日は5人全員がどうタスキを繋ぐかということだと思います。


Q:伝統校としての意地とプライドもあると思います。
A:そうですね。4区まではもう完璧だったんですけど、
  なんとか明日、この借りを返せるように、皆で頑張りたいと思います。


往路13位 順天堂大学 仲村明監督
Q:往路を終えての感想は?
A:何とか乗り越えることができました。

Q:予選はつらくも、本戦に出場できたということで、
  レースの結果は予想通りでしたか。それ以上でしたか。
A:うちとしては予想通りなんですけれど、
  2年間本戦から遠ざかっていたので、
  ほかの大学が想定していた以上にレベルアップしていたとは思いました。

Q:名門順天堂頑張れ!という声援があったと思うのですが。
A:本当にありがたいと思ってます。

Q:明日のシード争いなんですが、いかがでしょうか。
A:そうですね。2分ちょっとあるので、すんなりと追いつけるタイムではないので、
  1区間1区間コツコツと闘っていきたいと思っています。

往路16位 上武大学 花田勝彦監督
Q:花田さん!ある面で非常に注目の上武だったのですが、
  いまのご感想はいかがでしょうか?
A:そうですね。実力不足かなということを感じました。

Q:箱根予選会も素晴らしいトップ通過、全日本初出場初シードということで、
  流れ的には上武のこの箱根を楽しみにしていたファンも多かったと思うのですが...。
A:そうですね。予選会にしても、
  全日本にしても他大学のブレーキでウチが順位が上がった訳ですからね。
  ただ、実力的にはシード権の前後を狙えるか、
  狙えないかぐらいの位置だと思っていたので、
  1区の出だしが良かっただけに2区の氏原にもう少し頑張ってほしかったというのが正直な感想です。

Q:明日の復路にかける思いをお聞かせください。
A:そうですね、一斉スタートの大学が多いのでとにかく上手く流れに乗っていって、
  往路の選手は上手く流れに乗れなかった選手が多かったので、
  今回目標としている8割以上の力を出すことを復路の選手は実践してほしいです。


往路17位 帝京大学 中野監督
Q:往路の結果を振り返って採点していただきたいんですが。
A:採点するの難しいですね。
  当初、予定していた選手を使えなかったっていうのもありますが、
  展開も早かったということで、思ったようなレースが出来なかったっていうのが事実ですね。

Q:どのへんが一番誤算になりましたか。
A:今日走った選手自体はこういう力だと思いますけれども、
  予定してた選手がうまいところに這いらなかったっていうのが結果としてでたのかなと思います。

Q:明日のプランと目標をお願いします。
A:復路も往路と同じくらいのメンバーですので、
  堅実に一つ一つ拾っていって、少しでも総合順位を上げていきたいなと思います。
  繰上げが13チームあるということで、逆にうちにとってはプラスかなと思います。


往路19位 拓殖大学 岡田監督
Q:往路を振り返っていかがでしたか。
A:本当にどこも動かなくて、反省しております。

Q:点数にすると?
A:60点かな。

Q:減点の要因というのは?
A:山登りで本来使いたかった子が使えなかったのは大きかったし、
  あとはそこそこ走ったんで、山登りは去年並みで走っておけば
  シード権前後ぐらいで走れたんで、後半って気持ちになりましたけどね、
  急遽替えたんで本人には負担が大きかったんだと思いますね。

Q:明日のプラン、目標は?
A:明日は淡々と走るだけです。どこも往路に集めた感じがあるので、
  復路は挽回できるんじゃないかと期待しています。

2012年1月 2日

往路優勝 東洋大学選手 優勝インタビュー

1区 宇野 博之 選手

おめでとうございました。

>ありがとうございました。

大事な1区を任されました。

>そうですね。緊張しました。

2年ぶりの1区でしたが、自身の記録を超えましたね。

>そうですね。でもタイムよりも、チームの流れを作ることだけに集中して走りました。

4回走った箱根。仲間とつないだ4年間でしたね。

>そうですね。やっぱり箱根駅伝という素敵な舞台で走れたことが、自分にとっては本当に嬉しかったです。

 

2区 設楽 啓太 選手

2年連続のエース区間、2区でした。

>はい。やっぱり去年のタイムと、早稲田とのタイム差を縮めようという気持ちで走りました。

トップでタスキリレーしたときはどんな気分でしたか。

>一番はやっぱり嬉しいという気持ちがありました。

成長が見られましたね。

>やっぱり今年、結果があまりよくなかったので、この箱根でしっかり返せてよかったです。

 

3区 山本 憲二 選手

お疲れ様でした。

>ありがとうございました。

山本さんは前回、アンカー、21秒差の悔しさを一番知ってましたよね。

>そうですね。やっぱり去年の悔しさがあったからこそ今年のこういう走りができたと思います。

いったん早稲田が追いついてきて、冷静に対応してましたが、どんなことを考えて走ってましたか。

>問い会えず並走して、後ろからの追い上げは絶対食い止めて、終盤からの勝負を仕掛けようと思いました。

 

4区 田口選手はゴールに向かってるためインタビューなし。

 

 

5区 柏原 竜二 選手

柏原さん、有言実行、1時間1639秒、16分台での区間新でした。

>そうですね。みんながトップでつないでくれたので、本当に嬉しくて、走る前に本当に涙が出そうだったんですけど、僕のところでしっかりと差をつけようと頑張りました。

初めて仲間が貯金をくれたんですよね。

>そうですね。もう僕は信頼をしていたので、もうトップで来てくれるだろうという頭ではいたので、そのペースプランが出来て本当によかったと思います。

故郷の福島のみなさんも応援してくれてました。

>そうですね。僕が苦しいのはたった1時間ちょっとなので、福島の人たちに比べたら全然きつくなかったです。

4年間走った箱根の山というのは、とんな場所でしたか。

>そうですね。注目もされてすごくプレッシャーもかかったんですが、本当に楽しく最後のレースが出来て、本当に良かったと思います。

最後にキャプテンとして、明日の復路に向けて一言お願いします。

>明日も力のある選手が控えているので、しっかりとしたレースで東洋らしい優勝をしたいと思います。

見事4連覇、東洋大学のみなさんでした。

2012年1月 2日

往路優勝 監督インタビュー  東洋大学 酒井監督

見事往路4連覇、東洋大学の皆さんです。

>ありがとうございます。

まずは酒井監督、5時間24分45秒、前回の記録を55秒更新する往路新記録です。

>ありがとうございました。選手たちが本当によく頑張ってくれまして、想像以上のタイムで上ってくれました。

前回、21秒で敗れてからの再出発でした。

>そうですね。やっぱり前回大会の悔しさがあっての今の力がついたと思います。

今回はエースに頼るのではなくて、エースを活かす走りでしたね。

>そうですね。やっぱり今まで柏原にだいぶ負担をかけてきましたので、4区までトップに立ちたいと、新しい東洋のスタイルを作りたいと、そう選手たちに伝えましたけれども、想像以上に1区から4区までの選手が頑張ってくれました。

明日の復路に向けて、最後の一言をお願いします。

>今日、往路は4連覇を達成することができましたが、最大目標は総合優勝ですので、また気を引き締めて、地に足つけて、明日また頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。

2012年1月 2日

4区 区間賞 東洋大学 田口 雅也 選手(1年)

おめでとうございます

>ありがとうございます。

区間記録まであと11秒、素晴らしい走りでしたね。

>監督に区間記録を狙えと言われていたので、悔しかったです。

トップでタスキをもらうということになりました。プレッシャーはなかったですか。

>前の走者がトップで持ってきてくれたタスキを先頭で渡すぞと思っていたので、差を広げられたのでよかったです。

そして、柏原さんにトップでタスキを渡しましたね。

>はい。柏原さんならこの後、区間新記録を出してくれると思うので、東洋が優勝すると思うので、がんばってほしいです。

往路4連覇は目の前です。

>はい、絶対優勝するので、柏原さんにはがんばってほしいです。

素晴らしい走りでした。ありがとうございました。

2012年1月 2日