全日本大学駅伝に向けて 駒澤大学 大八木弘明監督コメント
11月1日(月) 晴れ 18℃
晴れ間が覗き、気温も上がった午後、駒澤大学に行き、
大八木弘明監督に全日本への意気込みを伺ってきました。
大八木弘明監督:
『今年は若いチームですからね。
是が非でもトップを狙うというより3番狙いです。
確実に3位にははいりたいですね。
大エースの宇賀地(今回の中継ゲスト)や
高林といった強い選手がごっそり卒業しましたからね。
あれだけの4年生がぬけたからそりゃあ大変なんですよ。
今は、選手育成の時期。来年勝負かけるために確実に育成に力を注がなくてはなりません。
だからといって成績がよくなくていいというわけではないんです。
負けてもいいというわけではない。逆に最低3位以内にはいれないと、育成にならないんです。
やってきた練習が正しかった、結果が出た。そこではじめて選手は伸びてくるんでね。
今年のチームは飛びぬけて強い選手はいません。
これまでの駒沢はメンバーを見れば、だいたい区間配置が予想できたでしょ。
でも今年は誰がどこを走るのかわからないでしょ。
とりあえず課題は1区。
ビシッと走れる選手がでてこないと・・・
前半で流れをつかまないと・・・
前半から先頭にくらいついて粘って粘って3位以内というレースがしたい。
強いのは早稲田と東洋、その下に日体大、明治と駒沢かな。
ウチは強いところを後から追いかけて、あわや・・・というシーンはつくりたいですね。』
詳細は、11月7日(日) 午前8時からの
「JAバンク スポーツスペシャル 第42回全日本大学駅伝対校選手権大会 実況中継」の中で!!
さて、監督室には数々のトロフィーとならんで、
ファンの方が送ってくれたという大八木監督のイラストマンガが飾られていました。
監督が、監督車から体を乗り出し屋根をたたきなから
大声で選手に指示を与えるおなじみの姿が・・・・
・ああいう時選手にどんなことを?
大八木弘明監督:
『いや、選手が、ダメかなあ。なんて弱気になったときに、
気合をいれるといいますかね。』
・何をいっているのかですか?
そうですねえ。
「こらああああ、お前、あとでどうなるかわかってるのかあああああああ!!!」
というようなね。短いことばですよ。』
駒澤の強さが判った瞬間でした(笑)