今週から4週にかけて、【企業が行っているCO2削減方法】をご紹介します。
今回、お越し頂いたのは「キリン株式会社 環境推進部」の田中 希幸さんです。
大手飲料メーカーのキリン株式会社では、ビールや紅茶など自然の恵みを糧にした事業を行っているため、環境に優しく、安心安全な商品を提供することにとても注力していらっしゃいます。
具体的には2013年に定めた「長期環境ビジョン」により、2050年に 国内の製造・物流・オフィスでのCO2排出量を1990年比で55%削減する目標を掲げています。
対策としては、燃料転換や省エネ設備の導入、自販機の断熱効果を高め、ヒートポンプ技術やLED照明も活用した省エネ自販機を展開するなど、幅広く実践し、効果をあげています。
また、環境省が推進している気候変動キャンペーン・「Fun to Share」では、『資源循環100%社会の実現で、低炭素社会へ。』と宣言。
到達目標に向けたアプローチなど、様々な意識の高い環境対策をお話いただきました。
中でも、容器の軽量化がCO2削減に繋がるということは意外でした。
鈴木純子
文化放送アナウンサー