普段から当たり前のように使っているのに
あまり意味を気にかけていない言葉があります。
たとえば「カンフル剤」。
回復させる、蘇生させる薬の意味で幅広く使っていますが、
元はどんな薬だと思いますか?
大辞泉で調べてみたら、「樟脳」のことなんです。
いま私たちが「樟脳」と聞いて、
衣服の収納などで使う虫よけをイメージするのとだいぶ違いますね。
皆さんも、ちょっと言葉が気になったら
大辞泉で調べてみてはいかがでしょう。
辞書は日本語のワンダーランド。 今朝も意外な発見と出会いましょう! アナウンサー生活38年、喋りのプロ・福井謙二が「大辞泉」をひらいて、 「言葉」の持つ本来の意味や語源、正しい使い方を探ります。