第150回を迎える芥川賞、直木賞の選考会がきょう、行われます。
芥川賞の名前の由来となっている芥川龍之介は、
国語の教科書などでみなさんなんとなく馴染みがあるかと思いますが、
直木賞のナオキさんはどんな方だったのか、
作品に触れたことのある方は少ないのではないでしょうか。
そこで、大辞泉を開いて調べてみました。
「直木三十五」
891年大阪に生まれ、1934に亡くなっています。
時代小説「南国太平記」で流行作家となり、大衆文学の向上に貢献。
本名は植村宗一で、苗字の「植」をバラして直木とし、ペンネームにしたそうです。
ちなみに31歳で付けたので、最初は直木三十一、
そこから一年ごとに増やしたそうですが、
いろいろあって三十五で止めたそうです。
皆さんも、大辞線をきっかけに
思わぬへぇ~に出会ってみてはいかがでしょうか。
辞書は日本語のワンダーランド。 今朝も意外な発見と出会いましょう! アナウンサー生活38年、喋りのプロ・福井謙二が「大辞泉」をひらいて、 「言葉」の持つ本来の意味や語源、正しい使い方を探ります。