大晦日と言えば「紅白歌合戦」。
これはなぜ「紅白」なのでしょう?
大辞線で調べてみると、
「紅白」は「伝統的な二組の色分け」、とあり、
その前段に「源氏は白旗を、平家は赤旗を用いたことから」とあります。
源平合戦が元だったのですね。
皆さんも、気になる言葉に出会ったら
大辞泉で調べてみてはいかがでしょう。
みなさんは「籔そば」と「更科そば」の違い、おわかりになりますか?
2つの蕎麦の違いを、大辞泉を開いて確かめてみました。
「籔そば」は、甘皮をとらずにひいたそば粉で作った、淡い緑色のそば。
「更科そば」は、蕎麦の実の中心部からとった白いそば粉で打った上質のそば。
みなさんも気になる言葉があったら
大辞泉を調べてみてはいかがでしょう。
セットで買うといろんなものがついてくる「鏡餅」
みなさんは一つ一つの意味は分かりますか?
大辞泉にそれぞれの意味がすべてのっているので一気に説明しましょう。
下に敷く四方紅は、天地四方を拝して災いを払い、繁栄を祈願。
譲葉は、新旧相ゆずる。 コンブは喜ぶ。
シダの葉の裏白は、長寿を祈願、久しく栄える、裏表がない。
海老は腰が曲がるまでと長寿祈願。
紙垂の御幣は四方に手を広げる。
橙は、実が木に付いたまま年を越すことから、先祖代々の代々にかけて。以上!
もし気になる言葉が会ったら
大辞泉で調べてみてはいかがでしょうか。
お正月になると琴と尺八の演奏で必ず耳にする「春の海」。
大辞泉を開いて、調べてみました。
「新日本音楽の一つ。琴・尺八の二重奏曲。
昭和4年に宮城道夫さんという方が、
歌会始に天皇陛下が出された勅題の
「海辺の巌」にちなんで作曲した曲です。
お正月には良く流れますので原曲を聴いてみて下さい。
みなさんも気になった事柄を大辞泉で、調べてみてはいかがでしょうか。
お正月の風物詩といえば箱根駅伝。
出場するのは大学陸上部ですが、
早稲田大学や明治大学は競走部といいますよね。
なぜだか分りますか?
陸上競技という言葉が日本に定着する前に創部した
歴史ある名前と言われています。
では長距離競走は当初どう言われていたかというと
「健脚大会」という文字がありました。
辞書を開いて「健脚」という言葉を調べてみると
「脚の力が強く、良く歩けること」。
最近でも長距離を歩くイベントによく使われていますね。
今や強さと速さの極限を求められる箱根駅伝、
どんな走りが見られるのか楽しみですねぇ。
気になる言葉があったら、みなさんも大辞泉で調べてみてはいかがでしょう。
喋り手にも癖があります。
最近、水谷アナが多用しがちな言葉を発見したという福井さん。
その言葉が、 「なにより」です。
この「なにより」の意味を大辞泉で調べてみました。
すると、「抜きん出ていること、それよりほかにないこと」
「最上、最良であること」
あんと最大限の褒め言葉ではありませんか。
水谷アナはちゃんとわかって使っていたのでしょうか。
気になる言葉があったら
みなさんも大辞泉で厳しくチェックしてみてはいかがでしょう。
年末の音楽賞レースで、今年も活躍しているエグザイル。
最近は幅広い年齢層に人気ですよね。
このグループ名を、辞書を開いて調べてみました。
「エグザイル」とは、「国外追放。流浪。追放された人。流浪する人。」
今や、流浪する人どころか、メンバーや所属グループも増え、
一大王国を築きあげているエグザイルですが、
みなさんはちゃんとついていけていますか?
世の中の動きから、エグザイルにならないように頑張りましょう。
みなさんも身近なその言葉、大辞泉で調べてみてはいかがでしょう。
先日、「子はかすがい」という言葉を聞いた若者が
「かすがい」ってなに?ときいていました。
「かすがい」
たしかに最近はあまり日常生活で言わなくなったかもしれませんね。
子供が手を離れた後の、福井家のかすがいは何なのでしょう?
皆さんも、気になる言葉があったら、
大辞泉を調べてみてはいかがでしょう。
「反面教師」にしている人。
みなさんにはいますか?
大辞泉にはこの言葉の意外な由来がでています。
当たり前のように思っている言葉も、
大辞泉で調べてみてはいかがでしょう。
知っているようで知らなかった知識と出合えるかもしれませんよ。
クリスマスもお正月も関係ないとばかりに
受験勉強を頑張っている人も多いことでしょう。
そこで、辞書を開いて調べてみたのは
受験シーズンに良く使われる「ヤマを張る」。
どうしてヤマなのか、ご存知ですか?
試験の前にもし気になる言葉があったら
みなさんも大辞泉で調べてみてはいかがでしょう。
アナウンサーとして全ての日本語を発声すべく
珍しい日本語を探し辞書を開いてみました。
見つけたのは「雪を欺く」!
「欺く」という字があるので一見、悪い言葉のようなイメージがありますが、
実はこれ、女性にとっては褒め言葉なんです。
皆さんも、知らない言葉と出会うために、
大辞泉を調べてみてはいかがでしょう。
年末になると物騒なニュースが増えますが、
「板の間稼ぎ」なんていう言葉を見つけました。
いまではほとんど使われなくなった言葉ではないでしょうか。
年末は、身の回りにご注意を。
皆さんも、昔耳にしたあの言葉、
思い出したい時に大辞泉を調べてみてはいかがでしょう。
フィギュアスケートの浅田真央選手と言えば
3回転半ジャンプ・トリプルアクセルですが、
このアクセルの意味を知っていますか?
大辞泉に「アクセル・ジャンプ」として載っています。
言葉の意味だけでなく命名の由来も。
辞書には知っているとちょっと自慢できる話のネタも満載です。
気になる言葉があったら
みなさんも大辞泉で調べてみてはいかがでしょう。
辞書で目に入った言葉は「シカトする」の「シカト」。
無視する意味で皆さん使っていますが、
どうしてシカトなのか知っていましたか?
大辞線で調べてみると、この言葉「花札」からきておりました。
シカトしないでちゃんと聴いてね。
皆さんも、気になる言葉に出会ったら
大辞泉で調べてみてはいかがでしょう。
アナウンサーとして全ての日本語を発声すべく
使うことの少ない日本語を大辞泉で探してみました。
「内股膏薬(うちまたごうやく)」
単体で言う時は「こうやく」、内股に付ける場合は「ごうやく」と濁ります
...これ今の人達に通じますかね?
内股に貼った膏薬が右に付いたり、左に付いたりすることから、
都合次第で立場を変える人のことを言います。
大辞泉のデジタル版では類語も調べられます。
「八方美人、風見鶏、茶坊主、日和見主義者、ご都合主義者」
現代ではこっちの方が使いやすいかもしれませんね。
皆さんも、知らない言葉と出会うために、大辞泉を調べてみてはいかがでしょう。
年賀状の準備の前に喪中はがきが届くことがあります。
人によっては忌中挨拶と呼ばれる方もいますね。
「喪中」と「忌中」、違いはお分かりですか?
「喪中」は喪に服している期間。
「忌中」も喪に服し忌(い)み慎む期間ですが、
普通は49日間を言うと付け加えられています。
「忌中」の方が一定期間のニュアンスが強いんですね。
身近な礼儀に関する言葉なども、
気になったら大辞泉で調べてみてはいかがでしょう。
今年、JR東海の山下達郎さんの曲を使ったCMが復活し話題ですが、
「シンデレラ・エキスプレス」というシリーズもあったのを覚えていますか?
当時、新幹線のホームで別れを惜しむカップルがわんさか増えましたよね。
大辞泉を開いてみたら
その光景を言い現わす言葉がありました。
「キス・アンド・ライド」
これは、「家族を車で駅まで送り迎えすること」。
アメリカで、乗り降りする時にキスをするところから生まれた言葉だそうです。
よく奥さんに車で送ってもらう福井家ではどうなんでしょう?
知って得する言葉と出会うために
みなさんも大辞泉で調べてみてはいかがでしょう。
辞書を手元に本を読んでみましょう。
世界中で読まれているサン・ディグジュベリの「星の王子様」は、
2005年に日本での著作権が切れ、数多くの新訳が出されています。
物語の始まりに、
主人公が、ゾウを飲みこんだ「うわばみ」の絵を描いたのですが、
帽子にしか見てもらえず、
絵描きをあきらめたという印象的なエピソードがあります。
中高年世代が慣れ親しんだ内藤濯さんの翻訳では、
「うわばみ」となっていましたが、
新訳では「大蛇」や「ボア」としているものもあります。
「うわばみ」を大辞泉で引くと、
巨大なヘビ、大蛇、おろち...転じて、大酒のみ、酒豪。
「うわばみ」という語感の方が、ゾウをも飲み込む迫力があります。
酒豪の水谷加奈アナを見ているせいでしょうか。
昔好きだった小説をひさしぶりに読み返したりして、
ふと気になる言葉と出会ったら、辞書を開いてみるのもいいものです。
皆さんも大辞泉で調べてみてはいかがでしょうか。
辞書を開くとそこにあったのは「糸目をつけない」という言葉。
みなさんはどういう意味で使っていますか?
大辞泉では「物事をするのに何の制限もくわえない。
多く、惜しげもなく金品を使うこと」とあります。
では、この「糸目」は何の糸目でしょうか?
これは凧の糸のことなんです。
糸目をつけないと凧が制御できないことから来ているそうです。
糸の切れた凧なんていいますものね。
みなさんは糸の切れた凧のように
金に糸目をつけず遊んだことはありますか?
みなさんも身近なその言葉、大辞泉で調べてみてはいかがでしょう。
最近よく耳にする言葉の意味を再確認しようと辞書を開いてみました。
「コンプライアンス」
大辞泉では、
「要求や命令への服従。法令遵守、特に企業がルールに従って
公正・公平に業務を遂行すること」とあります。
国立国語研究所・外来語委員会の資料では
90年代後半から一般化が始まったとなっています。
元々は法令や規則を守ろうと言う言葉ですが、
最近は道徳や倫理感や
ちょっとした気遣いの話にまで使われることがあり、
お互いを縛り付けることになっているような気もします。
あんまり窮屈にならないように、
コンプライアンスという言葉のコンプライアンスが必要かも。
みなさんも身近なその言葉、
大辞泉で調べてみてはいかがでしょう。
アナウンサーとして全ての日本語を発声すべく
珍しい日本語を探し辞書を開いてみました。
見つけたのは「まぶい!」
「まぶいスケだぜ」だなんて昔よく言われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大辞泉によると 「まぶい」は「眩い」と書きます。
容貌が美しいことに加え、仕事がうまくいくと言う意味もあります。
元になっている「まぶ」という言葉には、
これに加え「本当、真実」という意味もあります。
近世の言葉だけに江戸っぽい雰囲気がありますよね。
では声に出して読んでおきましょう。
「まぶい女と出会いたぁ~い!~」
皆さんも気になる言葉をみつけたら、
大辞泉を調べてみてはいかがでしょう。
今年のヒット番付にも並んでいる「4K」テレビって、
どういうものかご存じでしょうか。
大辞泉を開いて調べてみますと、
「4K×2K」の言葉で載っていました。
4000×2000ピクセルドット程度の解像度。
要約しますと、つまりフルハイビジョンのおよそ4倍程度の高画質のことだそうです。
東京オリンピックがある7年後には8Kまで進むと言われています。
凄い映像で競技をみることができるようになるんですね。
みなさんも身近なその言葉、
大辞泉で調べてみてはいかがでしょうか。
辞書は日本語のワンダーランド。 今朝も意外な発見と出会いましょう! アナウンサー生活38年、喋りのプロ・福井謙二が「大辞泉」をひらいて、 「言葉」の持つ本来の意味や語源、正しい使い方を探ります。