たまには辞書を手元に本を読んでみましょう。
かつて福井さんの関わった「料理の鉄人」という番組は
「私の記憶が確かなら...」というフレーズではじまりました。
みなさんは覚えていらっしゃいますか?
私の記憶が確かなら、あの言葉は
フランスの詩人アルチュール・ランボーの
「地獄の季節」の冒頭の一節、
小林秀雄訳の文庫を開いてみると...ありました。
「かつては、もし俺の記憶が確かならば、俺の生活は宴であった。」
かっこ良く決めたい時、
みなさんもその言葉、大辞泉で調べてみてはいかがでしょうか?
辞書は日本語のワンダーランド。 今朝も意外な発見と出会いましょう! アナウンサー生活38年、喋りのプロ・福井謙二が「大辞泉」をひらいて、 「言葉」の持つ本来の意味や語源、正しい使い方を探ります。