アナウンサーとして全ての日本語を発声すべく
今朝も一度は声に出して読みたい日本語を探してみました。
そして見つけた言葉が、「たまゆら」
今まで使ってみたことはありますか?
「たまゆら」は、「少しの間」「ほんのしばらく」の意味。
漢字で書くと、「玉響」。
玉が揺らぎ触れ合うことのかすかなところから、
「かすか」「しばし」の意味に用いられました。
できれば趣きのある使い方をしたくなる言葉です。
では現代俳句の柳生真左子さんの句をお借りして、
みなさんも声に出して読んでおきましょう。
「たまゆらの 命惜しめと 銀杏散る」
気になるコトバと出会ったら、大辞泉で調べてみてはいかがでしょう。
辞書は日本語のワンダーランド。 今朝も意外な発見と出会いましょう! アナウンサー生活38年、喋りのプロ・福井謙二が「大辞泉」をひらいて、 「言葉」の持つ本来の意味や語源、正しい使い方を探ります。