今朝辞書を開いて見つけた言葉は、「ちょろり」。
使い方をみると、
「舌をちょろりと出す」
「本音をちょろりともらす」等の用例がのっています。
少し、ちょっとなどの量をあらわす時に使っている人も多いかもしれません。
この言葉の意味を見ると、「水などがわずかに流れるさま」という
まさに水谷さんのいう意味で使うこともあるんですが、
「舌をちょろりと出す」という時は「すばやい」という意味。
「本音をちょろりともらす」という場合は「軽々しい」という意味なんです。
となると昭和の時代に
シミーズがちょろりとはみだして見えることを
「しみちょろ」と言ったのはどっちの意味なんでしょうね?
すばやいという意味か、軽々しいという意味か。
懐かしい言葉でいえば、「パンチラ」も気になりますが、それは別の機会に。
みなさんも気になったその言葉、大辞泉で調べてみてはいかがでしょう?
辞書は日本語のワンダーランド。 今朝も意外な発見と出会いましょう! アナウンサー生活38年、喋りのプロ・福井謙二が「大辞泉」をひらいて、 「言葉」の持つ本来の意味や語源、正しい使い方を探ります。