風が冷たくなってきたなーと思いつつ
辞書を開いて風の項で見つけた言葉は、「風の姿」。
どんな意味かご存知ですか?
意味は、草や木の葉がそよいでいる様子からわかる風の吹き方。
会話では使いにくいですが、
文章に、こういう言葉を織り込めると味が出ますね。
揺れる紅葉に、風の姿が見えました...という感じでしょうか。
間の「の」を取って「風姿」にすると、麗しい姿、
他にも、「芸術的美を表現した姿」という意味になります。
会社内の微妙な人間関係の間で、
芸術的な立ち回りを見せている中間管理職がいたら、
ぜひ「素晴らしい風姿だなぁ」と、感心してあげて下さい。
みなさんも身近なその言葉、大辞泉で調べてみてはいかがでしょう。
辞書は日本語のワンダーランド。 今朝も意外な発見と出会いましょう! アナウンサー生活38年、喋りのプロ・福井謙二が「大辞泉」をひらいて、 「言葉」の持つ本来の意味や語源、正しい使い方を探ります。