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10/02(水)

今朝開いた言葉 「鰯雲」

今回、辞書を開いて調べたのは秋空に浮かぶ「鰯雲」
意味は、「白い小さな雲が、魚のうろこのように群がり広がっている雲。
巻積雲(けんせきうん)のことで、この雲が出るとイワシの大漁があると言われた」とあります。

ところでこの雲、イワシ以外の言い方もあります。
     
「鱗雲」、「羊雲」、それに「鯖雲」など。

でも鯖は季語も夏だし、なんだか微妙。

すると福井さん曰く、「秋鯖雲って言うのもまだるっこしいし、
その辺ちょっとサバ読んで、付けちゃったんじゃない?」とのこと。

みなさんも身近なその言葉、大辞泉で調べてみてはいかがでしょう?

今日の放送を聴く

再生時間 01:18

【ひらけ!大辞泉】2013年10月 2日 16:26

番組概要

辞書は日本語のワンダーランド。 今朝も意外な発見と出会いましょう! アナウンサー生活38年、喋りのプロ・福井謙二が「大辞泉」をひらいて、 「言葉」の持つ本来の意味や語源、正しい使い方を探ります。

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