20時台『教養学科』
講師は、舞台演出家で、
洗足学園音楽大学音楽学部、桜美林大学芸術文化学群非常勤講師の倉迫康史さん。
今回の倉迫さんのテーマは、
「社会的包摂を知っていますか」
英語でいうと「ソーシャルインクルージョン」。
⇒全ての人々を孤立から救い、健康的な生活が送れて、社会に必要とされるよう包み支えあうこと。
⇒1980年代以降、EUで失業や所得の低さ、犯罪率の高さ、健康状態の悪化などの社会的排除の対策として生まれた概念。
日本では、「派遣切り」や「東日本大震災」など、コミュニケーションの分断化が行われた際に急速に広まった。
講義では、具体的に岐阜県可児氏の文化創造センターの取り組みや、
子ども食堂などを取り上げ、社会的包摂の活動をご紹介しました。
社会的包摂の実現には、一歩進んだ関わり方が必須であり、
実践する人が今まで以上に活躍することで
支えられた人も活躍できる「活躍の循環」が大切というお話でした。
<倉迫さんからひとこと>
劇場でも図書館でも美術館でも、
このような文化的な場所と仲良くなってほしいです。
文化と教養の拠点で起きていること・空気感に触れることで
人生が豊かになると思います。
ぜひ出かけてみてください。
【お知らせ】
3月26日(土)たちかわ創造舎 ディレクターズ・サロンvol.1
「廃校から廃校へ 立川と奥多摩がつながる未来」が開催。倉迫さんが出演されます。
オビナビ ~小尾渚沙の資格・検定ナビ~
資格・検定オタクの文化放送アナウンサーの小尾渚沙が、
気になる資格・検定をご紹介!
今回は、最終回。「マイナンバー実務検定」の結果発表や、
これまでの総括を行いました。
半年間、本当にありがとうございました。
21時台『経済・ビジネス学科』
講師は、日経ビジネスアソシエ編集長の泉恵理子さん。
今回の泉さんのテーマは
「職場の疲れる人対処法」
日経ビジネスアソシエ4月号の特集「一緒にいて疲れる人対処法」から、
職場にいると疲れるタイプの適切な対処法を教えていただきました。
●一緒にいて疲れる人に共通する5つの傾向
・抱えている「コンプレックス」が強い
・価値観や言動に「極端な偏り」がある
・「他人の価値観」を受け入れない
・身勝手で「子どもっぽい言動」が多い
・「対等な人間関係」を作るのが苦手
常識的な対応は、ほぼ通じないため、
上手に付き合うための「観察」「分析」「対処」が必要。
後半では、疲れる人の5つのタイプから「かまってタイプ」の
具体的な対処法を教えていただきました。
⇒「かまってタイプ」は、「困った顔をしながら、自分を大切にしてくれる人を全力で探し、その人にすり寄って不安を解消する人」。
⇒相談やフォローで「時間」や「労力」を奪われるので、支障をきたす。
⇒「相手のペースに巻き込まれないこと」が大切。
突き放さず、近づき過ぎず、適切な距離を保って付き合おう。
<泉さんからひとこと>
疲れる人に共通する5つの傾向は、誰しも大なり小なり持っています。
しかし、様々な経験を積むことで薄まっていくと思うので、いろんなことを学んで、人間を磨いていきましょう。
今夜の参考書は「日経ビジネスアソシエ4月号」。
http://www.nikkeibp.co.jp/associe/
※今回の講義の様子は、
オトナカレッジの「聴く図書館」で聞くことが出来ます!
⇒聴く図書館URL
http://www.joqr.co.jp/college-pod/
【本日のプレイリスト】
М1. 夢を味方に / 絢香
М2. 世界にひとつだけの花 / SMAP
М3. 赤いスイートピー / 松田聖子
М4. 桜坂 / 福山雅治
М5. ハイ / ジェイムス・ブラント
◆番組では、メール・FAXをお待ちしています。
メールは「college@joqr.net」、FAX「03-5403-1151」
お送り頂いた方の中から抽選で、
「番組ロゴ入り学習文具5点セット」を
3名様にプレゼントします!
【明日のオトナカレッジは?】
20時台、栄養士で食事カウンセラーの笠井奈津子さん。
テーマは「実は逆効果!? 間違いだらけのダイエットの常識」
21時台、講師はマーケティング戦略アドバイザーの永井孝尚さん。
テーマは「価値を生み出すビジネスは、社会貢献である」
明日も是非お聞きください!