20時台『マネー学科』
講師は、月刊マネー誌「ダイヤモンドZAi」編集長の神門学さん。
今回の神門さんのテーマは、
「過去15年を見れば分かる、なぜ株を買うべきなのか」
投資家が株を買う場合、過去の株価の1ヶ月やせいぜい1年までに目が行きがち。
しかし、もっと長期で株価の動きを見てみると、儲けるチャンスが見えてきます。
●何に注目すれば儲けることができる!?
⇒小泉政権や安倍政権など、長期政権のとき、株はトレンドになる
⇒日銀の金融緩和は大きなトレンドを変える要因にはならない
⇒株価急落時に何回かに分けて買うのが儲けるポイント
●株で具体的に儲ける方法は?
⇒過去12ヶ月の先月と今月の終値を比べ、勝率が25%に下がった翌月に買い、
勝率が83%になったら売る「サイコロジカルライン」
⇒15年間、株価が右肩あがりになっている株を狙う
他にも、マネー学科で何度も紹介した「毎月一定額で投信を積み立てる投資法」を検証。50~60%の方に利益が出ているそうです。
●なんで株をやった方がいいのか
⇒この15年間、企業の姿勢が大きく変わり、
利益を社員から株主へ還元するようになった。
社員として給料の増額が望めない今、
株主となってその分の配当や値上がりで稼ぐのが吉!
<神門さんからひとこと>
企業は、株主に向き始めています。
その流れてしまうものをちゃんとカバーすることがお金を減らさない方法。
これからその動きは顕著になるかもしれないので、投資を考えてみてください。
今夜の参考書は「ダイヤモンドZAi 5月号」(ダイヤモンド社)です。
21時台『経済・ビジネス学科』
講師は、明治大学 政治経済学部准教授の飯田泰之さん。
今回の飯田さんのテーマは
「人生に生かす経済学思考」
人生と経済学の関係を考える上に、
「経済に"どのように関わっているのか"。"関わることができるのか"」をおさらい。
⇒わたしたちは消費者であり、労働力を売っている
・・・しかし、今後は"機械やAIとの競争"が進む。
●AIの恐怖に打ち勝つためには
⇒労働者の能力を高めることが大切で、機械ではカバーできないことを考える
それは「営業」。人間同士の付き合いで成立し、正解がないからこそ機械ではできない。相手を見て対応を変えるコミュニケーション能力。
<飯田さんからひとこと>
今シーズンも半年間ありがとうございました。
経済学の考え方は、いくつかあるうちのひとつのパターンですが、
僕は使いやすいなと思っています。
みなさんもこの機会にちょっと勉強してみようかなと思ってもらえたらうれしいです。
そして、来期もみなさんにお会いできるのを楽しみにしております。
※今回の講義の様子は、
オトナカレッジの「聴く図書館」で聞くことが出来ます!
⇒聴く図書館URL(http://www.joqr.co.jp/college-pod/)
【本日のプレイリスト】
М1. さくら / ケツメイシ
М2. 桜の時 / aiko
М3. また あした / Every Little Thing
М4. サヨナラCOLOR / SUPER BUTTER DOG
М5. Always / ボン・ジョヴィ
◆番組では、メール・FAXをお待ちしています。
メールは「college@joqr.net」、FAX「03-5403-1151」
お送り頂いた方の中から抽選で、
「番組ロゴ入り学習文具5点セット」を3名様にプレゼントします!
【明日のオトナカレッジは?】
20時台は「教養学科」。
講師は、舞台演出家で桜美林大学芸術文化学群非常勤講師の倉迫康史さん。
テーマは「社会的包摂を知っていますか」
21時台は「経済・ビジネス学科」。
講師は、日経ビジネスアソシエ編集長の泉恵理子さん。
テーマは「職場で一緒にいて疲れる人」
明日も是非お聞きください!