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5/07(木)

番組後記!

オトナカレッジ復活!!
90分マーケティング学科SP!!

20
時からの講師は、
マーケティングライターの
牛窪恵さんでした!
20150507牛窪さん.JPG
1か月ぶりです!

今回のテーマは

「なぜ今『プチ商品』と
『ぼっちウェディング』が売れるのか?」 

「プチ商品」、「ぼっちウエディング」とは?
「プチ商品」とは、一人鍋が出来るサイズの鍋の素や、
1人暮らしサイズの冷蔵庫などの
プチ家電といった1人用商品のこと。
「ぼっちウエディング」は、
独身女性がドレスを着て写真を撮るサービス。

これまでの常識を破るビジネスが、
なぜ成功しているのでしょうか?

■マーケットの調査方法は2つある
『定量調査』
...主に「イエス、ノー」で
 多くのサンプル数をとるマクロな調査。

『定性調査』
...インタビューなど、
 手間をかけて属性別にとるミクロな調査。

マクロな視点でいうと近年の傾向は
「単身世帯がかなりの割合で増えている」

ミクロな視点だと「夫婦で別々のものを食べる」
「若いドレス姿を残しておきたい」など

このどちらから見ても「プチ商品」や
「ぼっちウエディング」はニーズに合っているのです。

こうして消費者のニーズ(わがまま)にしっかり応えていること、
さらに「結婚式は2人で」「鍋は大人数で」
という既成概念を壊していること、
それが強さなのかもしれません!! 

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<放送後、牛窪恵さんからひとこと!>
「マーケティングと恋愛の似ているところは、
思い通りにならない結果が出たときの
修正能力が大事だということ。

デートで"あの場所で夜景を見よう"と計画していても、
彼女が行きたくないと言ったら、
"もういいや"ではなく、
"だったらこうしてみよう"と考えること。
彼女の"行きたくない"には
どんな気持ちや本音が隠れているのか?
そこを考えるのが商品開発です。
相手に寄り添う優しさを持ちましょう!」 

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後半、2045分からの講師は、
マーケティング戦略アドバイザーの永井孝尚さん
20150507永井さん.JPG
今回のテーマはこちら!
「黒船家電メーカーに学ぶ、
「買う理由」の作り方」

日本の家電(=これまでの白物家電)はコモディティー化し、
どれも同じような製品になっているのが現状。
(といっても質が悪いわけではなく、
一定のクオリティまで達したということ。)

そんな中、なぜ
黒船家電(=海外から進出してきた家電)が
売上を伸ばしているのかというと、
「ルンバ」「サイクロン掃除機」
「静音のエレクトロラックス」など、
自社の強みを見極めて伸ばしたから。 

自分の強みを必要とする人は誰か、
その人は何に困っているか、に特化してそれ以外は排除!
お客様は、期待以上の価値(200点)
の製品を提供しないと満足しません

さらに、昔ながらの「お客様は神様です」という発想ではなく、
「お客様は大切な人」という考え方も必要。
神様の言いなりになるのではなく、
先回りして何が必要か考えてあげるのです。

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<放送後、永井孝尚さんからひとこと!>
「"強みが分からない"という人がいますが、
そんな時はお客さんに聞いてみると良いです。
強みは、自分では当たり前すぎて気付かないもの。
個人でも同じ。"君のそういうところ良いよね"と
言われて初めて強みに気づくことってありませんか?」 

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TODAY's PLAYLIST
M1渚 / スピッツ
M2 Take it easy / イーグルス
M3 ラブリー / 小沢健二
M4 Private Eyes / ダリル・ホール&ジョン・オーツ
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オトナカレッジSP
お聴き頂きありがとうございました!

【オトナカレッジ】2015年5月 7日 22:13