オトナカレッジ

【８時台『趣味・教養の時間』　トラベル学科】

講師は、航空・旅行アナリストで帝京大学非常勤講師の

鳥海高太朗さん。

今回の鳥海さんのテーマは

「まだ間に合う！ 年末年始の旅行、今年のトレンドはコレだ！」

今年の年末年始は12/27（土）～1/4（日）で９連休。

まだ間に合う、お得な国内・海外を紹介して頂きました！

●新規就航路線を狙え！

今年新たにできた路線は、まだ認知度が低いのでおすすめ！

【具体的には】⇒　

今年８月に就航したばかり「春秋航空日本」の成田～広島、佐賀、高松

成田～広島も片道１万円、佐賀・高松も片道２万円以内。

さらに、株主優待券を使用したり、往復・復路を同時に予約することでさらにお得に！

●海外へは地方発を狙え！

羽田・成田空港以外の地方空港発を狙うことで安い！

【具体的には】⇒　

名古屋発や福岡発で探してみると掘り出しものがあるかも！？

ちなみに福岡からオランダ・アムステルダム直行のKLMオランダ航空だと、羽田・成田発より約１２万円もお得！

【９時台『経済・ビジネス学科』】

この時間も引き続き鳥海高太朗さんからお話を伺いました。

後半のテーマは

「ＡＮＡ　対 ＪＡＬ 経営戦略 徹底比較！」

先日、最新の決算情報が発表されました。

数値を見てみると、利用者はJALの方が多いが、利用者に移動距離を掛けた指標をみるとANAの方が上回っているという両社「がぶりよつ」な状態。

そして、両社力を入れているのは「ビジネスマン重視」な戦略へ。

●JALの国際線戦略

・機内でゆったりとした新シートを投入、Wi-Fiが利用可能に

・コラボメニューによるエコノミーの強化（吉野家やモスバーガーなど）

●ANAの国際線戦略

・ビジネスクラス以上のお客さんに一風堂ラーメンを提供

・連ドラなどの機内エンターテインメントの充実

今後の戦略として、JALは中型機を購入し、しっかり搭乗者を増やしていく方向。

ANAは大型機で多くの搭乗者を望む方向。この違いが今後のさらなる企業のカラーになっていくようです。

とは言え、サービスの多様化は利用者としては嬉しいですよね。

後半は、JALの経営破綻による経営面での変化や、規模ではJALを抜いてトップになったANAの今後など深い航空業界の話を教えて頂きました。

＜鳥海さんからひとこと＞

「前半は皆さんに直接関係のある情報。

後半はJAL、ANAが明確に戦略変え、独自性を魅力に世界の航空社会で戦っている姿をお伝えしました。両社の日々の努力をぜひ注目してください！

・・・今日はノンストップでよくしゃべりました。充実感でいっぱいです。」

【本日のプレイリスト】

М１.　 NO MORE CRY　／　D-51

М２.　愛をこめて花束を　／　Superfly

М３.　ハナミズキ　／　一青窈

М４.　キセキ　／　GReeeeN

М５.　愛のぬくもり　／　ロクセット