第42回 「誰もが、誰かのために、生きている」〜小高芳太朗さん(LUNKHEAD)2018/08/09 18:54

深夜ラジオの魅力は個人的に、なんか随分と込み入った話してるな?とか、当事者だけ楽しんでる風でなんか分かんない話だけど聞いちゃうなぁ!とか、そういうところもあるんですね。
この日はちょっと、そういうところがあったかもしれません。

小高さんとゆっくり、面と向かってお話しするのは初めての機会でしたが、なんだか昔から知っているかのようでした。とっても不思議な感覚。
そして小高さんご自身もお話しされたいことも色々とあるのだろうなぁ、というのも向き合ってビリビリ伝わってくる感じでした。

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LUNKHEADとしてはこの春に3ヶ月連続の配信シングルリリース、その前までも対バンツアーがあって、また秋からもツアーが始まる。そんな合間にボーカルの小高さんはソロアルバムをリリースして、ソロでツアーを回る。確かにソロをリリースするのは今のこのタイミングなんだろうけど、なぜ「いま」なのか。
うっすら伝わったと思うのですが、つばき、というバンドの一色さんが亡くなったこと。あれから1年、「つばきフレンズ」として集まっている小高さんにとっても、ミュージシャン人生に多大なる影響が及んでいるんですね。

オンエアには乗っていませんが「そういえば、5月に海北さん(LOST IN TIME)がゲストにいらした時も、一色さんのお話になったんです」と言ったら、堰を切ったように小高さんから一色さんのお話が出てきました。
生きること、死んでいくこと。いつか誰しも死ぬと分かっていても、「それでも、生きていかなくちゃなと」との小高さんの決意。さらに「(バンドではなくソロのアルバムなので)無責任なものを作りたかった」...そんな思いで生まれた曲たちが集まった2枚目のソロアルバム。
お目にかかってお話を聞いて、時系列がすーっと繋がった感じでした。このソロアルバムの音たちは、まさに「いま」だからこそ、世に放たれるべきものなのだな、と!

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「ド」がつくDIYで音楽活動を続けているため、今回の小高さんソロアルバムについてくる特典も小高さんご自身で手作業。ご覧のこちらがお話にあった、小高さんの手のひらの'手しっしん'です!

最後に。
小高さんのソロアルバムは完成してすぐに、先の「つばきフレンズ」たちにも共有されて、LINEグループはその出来栄えに大盛り上がりになったとか。あるアーティストが「(音源を)聞きながら帰っていて、家について、家の玄関くぐる前に外にいたままもう1回聞いた」と言っていたのに我々スタッフ激しく同意!そういう曲とか音楽ってあるんですよね!そしてこの感じ、小高さんの音源を聞いてもらうと理解してもらえる方が多いかな?なんて思います。
小高芳太朗ソロアルバム『それでも』(8/8リリース)、お一人でも多くの方に手にしてもらえますように☆


【8/2 On Air楽曲】
M-1;BABY BLUE!-BABY BLUE IS GOOD MIX-/HALCARI
*先週のゲスト、角張渉さんが'社長'のレーベル&マネージメント会社・『カクバリズム』所属のYOUR SONG IS GOODが手がけたリミックスナンバー。オシャレ〜な仕上がりのユアソンRemix!
M-2;未来/小高芳太朗
*つばき・一色さんのことを歌った1曲。「昨年、曲ができなかった'スランプ'時、すらっと書けた曲」と、小高さん。
M-3;Do Well/SIRUP(8月マンスリーエンディングソング)


【次回ゲスト】
夜の本気ダンス(=夜ダン)をお迎え♪
高橋ちえ、夜ダンのライブを見ながら'胸キュン'ポイントがあるのです!ご本人に直接、お話ししちゃってもいいのかしら〜!?

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