ただ事でない暑さ(by 増子さん)の中、文化放送からほど近い場所にある、テイチクエンタテインメントへ会社訪問!
(今思うとせっかくの会社訪問、色々お写真を撮ってくるんだった!)
エントランスは和田アキ子さんの大きなパネルが出迎えてくれました。そして収録した場所は会議室のようでちょっと雰囲気が違う。ピアノやら機械が置いてあって、「演歌歌手の方などを中心に、ここで音も作りながら進めることがあるから(by テイチク社員の方)」とのこと。
(最初に気になって突っ込んでしまった「宮史郎さんバッヂ」も写真を撮っておくんだった。泣)
時間をオーバーにオーバーしてしまうお時間をいただいたインタビューでした。カット部分などなし!とのことで、ポッドキャストなどでトークを聞いていただけないものかと本気で思案しようと思います。
文化放送・大竹まことゴールデンラジオ!にご出演されていた時に「コンプライアンスを芸人とロックバンドに求めるなんて、ナンセンス極まりない!」との名言を残し、この言葉からのトークだけで約10分はありました(笑)。その言葉を受けて、「犬に言葉を教えるようなもの!」だと(爆)。
対面してお話を伺うのは初めての機会でしたが、本当に。増子さんは噺家さんのような'話芸'がある方で、トークのテンポが良くて引き込まれてしまう話し方をされる方でしたよね。ライブのMCもかなり面白いですが、腰を落ち着けてじっくりお話を聞いたらさらに面白かったです!
ということで、増子さんが放った爆笑?フレーズを書き残しておきましょう!
・「言いたいことがあって、伝えたいことがあるから、バンドをやっている」
・「(バンドや音楽は)世の中のお楽しみ係。下の下の人間が遊興費として人様からお金をいただいているもの」
・「ロックでスター、とか言ってるヤツは、入院した方がいいね」
・「(ニューアルバム1曲め;裸武士に関して)'スッポンポン(という歌詞)'も、ロックサウンドに乗せればカッコいい。日本人が洋楽の英語の歌詞に驚くときがあるように、外国人にもこの歌詞にショックを受けてほしい」
ということで、約2年ぶりにリリースになった怒髪天のアルバム『夷曲一揆(ひなぶりいっき)』、7月11日に発売になっています。
ぜひ、手にしていただきたい今年の1枚。そんな1枚はジャケット前面も背面も「逃げようがない、隠しようがない」という、怒髪天のバンドとしての姿勢も表しているかと思います。
最後には、これからもバンドを「やるしかない!」と締めくくられておられたインタビュー。怒髪天というバンドがいるのは、日本の音楽シーンの誇りです。music with you!は、怒髪天についていきます!
【7/19 On Air楽曲】
M-1;人生はSHOWTIME/BRADIO
*今月リリースになったアルバムからの1曲
M-2;HONKAI/怒髪天
*こうあるべき、という意味の'本懐'をアルファベット表記にしたのは、「漢字にすると懐石料理に見えるし、アルファベットなら誰でも読めるから!」(by 増子さん)
M-3;Leilah/Attractions(7月マンスリーエンディングソング)
【次回ゲスト】
レーベル・マネジメント会社「カクバリズム」の角張渉さんをお迎えします。
会社の設立から15周年を迎え、これまでの歩みを語った本が今月、発売になりました(『衣食住音〜音楽仕事を続けて生きるには』)。この本のことはもちろん、レーベルやマネージメントの運営のお話にも...なるといいですが、時間が足りなそうな予感!