2017年2月19日
2月19日放送分
今回は、『余命半年、僕はこうして乗り越えた!~がんの外科医が一晩でがん患者に
なってからしたこと~』(ブックマン社刊)をお書になられた「金沢赤十字病院」副院長の
西村元一(にちむら・げんいち)先生にお話をお伺いしています。
西村先生は、消化器外科医として、多くのがん患者さんや患者さんのご家族と
接してこられましたがご自身ががん患者になってみて、初めて気づくことが多々あると
おっしゃっています。
また、がん患者と医療者が集う「NPO法人 がんとむきあう会」を組織され、
患者さんと医療者の交流拠点・金沢版のマギーズセンター『元ちゃんハウス』を
昨年、12月にオープンされました。
2017年2月 5日
2月5日放送分
今回は、「文芸春秋」から刊行されている『サイロ・エフェクト高度専門化社会の罠』
という本を糸口に門田先生にお話をお伺いしています。
著者は、イギリス人のジリアン・テットさん。
イギリスの経済紙「フィナンシャル・タイムズ紙」のアメリカ版の編集長であり、
もともとは文化人類学者。
複雑化する社会に対応するために、組織が細分化、孤立化することを「サイロ」と呼ぶ。
世界の金融システムがメルトダウンし、デジタル版ウォークマンの覇権をめぐる戦いで
「ソニー」が「アップル」に完敗し、「ニューヨーク市役所」が効率的に市民サービスを
提供できない背景には、共通の原因「サイロ」がある。
文化人類学者という特異な経歴を持つ、フィナンシャル・タイムズ紙女性編集長による
話題の書。
『サイロ・エフェクト 高度専門化社会の罠』この本は、大企業や大組織を蝕む
サイロ主義の実態と、その対策を詳細にリポートしたものです。
「サイロ」とは、酪農牧場で生の牧草を詰めて発酵させる貯蔵庫のこと。
「サイロ」というものを医療界で考えてみると・・・
医学が進歩するにつれ、診断も治療も複雑化していき、専門化が進み
逆に、専門外は経験がないから診られないという弊害でてきました。
前半は、本の中にある病院全体で「サイロ化」の打破を目指したアメリカの大病院
「クリーブランド・クリニック」事例について、
後半は、門田先生が、大阪大学医学部の教授時代に取り組まれた改革について
お話しいただいています。
門田守人
(もんでん もりと)
(地方独立行政法人
堺市立病院機構
理事長
・
がん研有明病院
名誉院長
1945年広島県生まれ。外科医。ラジオは初挑戦。
1970年 大阪大学医学部卒業
1994年 大阪大学 教授(医学部外科学第二)
2004年 大阪大学医学部附属病院 副病院長
2007年 国立大学法人大阪大学
理事・副学長
2011年 国立大学法人大阪大学 名誉教授
2011年 公益財団法人がん研究会有明病院
副院長
2012年 公益財団法人がん研究会有明病院
病院長
2015年 公益財団法人がん研究会
理事 ・ 有明病院 名誉院長
2016年 地方独立行政法人
堺市立病院機構 理事長
公益財団法人がん研究会
理事 ・ 有明病院 名誉院長
(現在に至る)
日本癌治療学会理事長(2005-2009)
日本癌学会学術会長(2010)
日本医学会副会長(2010年~)
がん対策推進協議会 会長(2011年~)
石川真紀
(文化放送アナウンサー)
出 身 : 秋田県秋田市
出身校 : 早稲田大学
誕生日 : 1974年4月16日
血液型 : A型
趣 味 : 映画鑑賞、音楽鑑賞、スポーツ観戦、
散歩、人間観察
日本人の2人に1人は罹る病気「がん」。
これだけ身近な病気であるにもかかわらず、多
くの人が「がん」を自分とは無縁と思っています。
この番組では、知っているようで知らない
「がん
」について、がんの専門医として長く医療に携わ
ってきたベテラン医師・門田先生といっしょに考えていく番組です。
がんの予防、検診、治療、そしてもし罹ってしま
った時の「心構え」など、幅広い視点でお話を進
めて参ります。
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