2015年5月17日
5月17日放送分
今回は、『かないくん』というタイトルの「絵本」を紹介しています。
詩人の谷川俊太郎さんが一晩で文を書き、できあがった話をもとに、
マンガ家の松本大洋(たいよう)さんが2年の歳月をかけて描いた絵本です。
表紙は、「赤いマフラーを巻いた小学4年生の金井君」。
白い帯に「死ぬとどうなるの。
生きているだれもが、やがて死にます。 それは、どういうことなんだろう。」
と問いかけています。
この『かないくん』は、企画・監修が糸井重里さんで、発行元は「東京糸井重里事務所」。
この絵本を出すきっかけは、糸井さんが"誰でも死ぬし、死は身近なことのはずなのになぜが
避けられている。もうすこし近い存在でもいいんじゃないか?"
ということで、谷川俊太郎さんに相談して絵本を出すことに進展したそうです。
2015年5月 3日
5月3日放送分
今回は、インターネット上で記事を更新する
『別府新聞』という新聞を創刊した別府倫太郎くんを
紹介しています。
新潟県十日町市に住む、別府倫太郎くんは、
5歳の時に突然「円形脱毛症」を発症し、
ほぼ3カ月かけて全身の毛が抜け落ちてしまいました。
そして今度は、小学2年生の6月に入った頃
「小児ネフローゼ症候群」を発症しました。
治療にはステロイド剤を飲みますが、
顔が大きくむくむ「ムーンフェイス」になって
外見はさらに変わってしまいました。
そんな2つの病気を抱えた倫太郎くんの見た目からか、
学校でのイジメが止まらず、倫太郎くんは、小学3年生の
夏から学校には通わない事にしました。
そして、学校で勉強する代わりに、インターネットで
「映像授業」を受けたり、好きな事を書き続け、
不登校から1年後に「学校に行っていない思想家」と名乗って、
ネット版の『別府新聞』を創刊して、いつもカメラを片手に、
心引かれる人達や場所、町の様子を記事にして
ネット新聞に掲載するようになりました。
門田守人
(もんでん もりと)
(地方独立行政法人
堺市立病院機構
理事長
・
がん研有明病院
名誉院長
1945年広島県生まれ。外科医。ラジオは初挑戦。
1970年 大阪大学医学部卒業
1994年 大阪大学 教授(医学部外科学第二)
2004年 大阪大学医学部附属病院 副病院長
2007年 国立大学法人大阪大学
理事・副学長
2011年 国立大学法人大阪大学 名誉教授
2011年 公益財団法人がん研究会有明病院
副院長
2012年 公益財団法人がん研究会有明病院
病院長
2015年 公益財団法人がん研究会
理事 ・ 有明病院 名誉院長
2016年 地方独立行政法人
堺市立病院機構 理事長
公益財団法人がん研究会
理事 ・ 有明病院 名誉院長
(現在に至る)
日本癌治療学会理事長(2005-2009)
日本癌学会学術会長(2010)
日本医学会副会長(2010年~)
がん対策推進協議会 会長(2011年~)
石川真紀
(文化放送アナウンサー)
出 身 : 秋田県秋田市
出身校 : 早稲田大学
誕生日 : 1974年4月16日
血液型 : A型
趣 味 : 映画鑑賞、音楽鑑賞、スポーツ観戦、
散歩、人間観察
日本人の2人に1人は罹る病気「がん」。
これだけ身近な病気であるにもかかわらず、多
くの人が「がん」を自分とは無縁と思っています。
この番組では、知っているようで知らない
「がん
」について、がんの専門医として長く医療に携わ
ってきたベテラン医師・門田先生といっしょに考えていく番組です。
がんの予防、検診、治療、そしてもし罹ってしま
った時の「心構え」など、幅広い視点でお話を進
めて参ります。
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