2013年1月28日

1月28日放送分

今回は、外科医療の歴史を振り返ります。
前回は「安心・安全な医療」といいつつも「医療の不確実性」は存在するというテーマでしたが、
治療・手術の結果の不確実が当然の状況だった150年ほど前までの外科医療の現場から
現在に至っては飛躍的な進歩を遂げてきました。
その進歩の基礎となる『外科学における３つの大きな発明・発見』、
「失血法」、「麻酔法」、「消毒法」について、門田先生にお話いただきました。

[TIME 13:45]

2013年1月21日

1月21日放送分

今回の前半のテーマは、「安心・安全な医療とは？」です。
私たちは病気になったとき、病院に行き、当然のごとくお医者さんが治してくれると思っています。
「安心な医療」については、診察を受けるお医者さんとコミュニケーションをとり、
信頼関係を結ぶことで構築することは可能でしょう。
一方「安全な医療」については、どうでしょうか？
お医者さんは当然、全力で、診察や手術をしてくれるでしょう。
しかし「１００％」、「完璧」ということが無いことは、どこかで理解しなければならないのが現実です。
私たちが患者の立場になったとき、どのような心構えが必要なのか、じっくりお聴きください。

後半は、「がん患者の就労支援」がテーマです。
国の2013年度予算の概算要求に盛り込まれる予定になっていますが、
お金の問題だけでなく、社会のシステムの中でどう支援するべきか、
皆さんにもお考えいただきたいと思います。

[TIME 15:52]

2013年1月14日

1月14日放送分

今回は、「命」について改めて考えるというテーマでお届けします。

健康であるときにはイメージしづらい、「死」や「病」。
また概念としての「死」は考えられても、自分の身に降りかかることは考えづらい。

しかし、健康である状態のうちにもしものときのことを考えておかなければならないというのが
この番組のテーマでもあります。

「死」について考えることは一見辛いことですが、実は「生きること」を考えることです。

前半は、門田先生が大阪大学で行った「命の授業」を再現。
ドナーカードを例にお話を進めます。

そして後半は、門田先生ご自身の「九死に一生体験」についてお話します。

[TIME 16:13]

2013年1月 7日

1月7日放送分

リスナーの皆様、本年も宜しくお願い申し上げます。

2013年1回目の放送は、初心に帰るという意味も込めまして
門田先生のご出身の大阪大学の源流に当たる「適塾」を開いた緒方洪庵が
著した『扶氏医戒之略』について、門田先生の解説とともにお送りします。
江戸時代に洪庵が唱えた「医師のあるべき姿」は現代にも通じる内容となっています。

[TIME 12:02]