キャンサー カフェ

2012年12月17日

12月17日放送分

今回の話題は、「医療現場における患者さんと医療者のコミュニケーションの大切さ」についてです。

患者さん中心の開かれた医療の実現を目指して
『NPO法人 ささえあい医療人権センター COML(コムル)』 を設立した辻本好子さんが唱えられた
「患者さんの主体的な医療への参加」や「患者さんと医療者の良好なコミュニケーションの必要性」
といったことについて、辻本さんと生前親交のあった門田先生が解説しています。

辻本さんが挙げた 「医者にかかる10カ条」は次の通りです。
① 伝えたいことはメモして準備
② 対話の始まりはあいさつから
③ よりよい関係づくりはあなたにも責任が
④ 自覚症状と病歴はあなたの伝える大切な情報
⑤ これからの見通しを聞きましょう
⑥ その後の変化も伝える努力を
⑦ 大事なことはメモをとって確認
⑧ 納得できないときは何度でも質問を
⑨ 医療にも不確実なことや限界はある
⑩ 治療方針を決めるのはあなたです

PLAY
[TIME 12:01]

門田守人(もんでん もりと)

門田守人
(もんでん もりと)
(地方独立行政法人
堺市立病院機構
理事長

がん研有明病院 
名誉院長

1945年広島県生まれ。外科医。ラジオは初挑戦。

1970年 大阪大学医学部卒業
1994年 大阪大学 教授(医学部外科学第二)
2004年 大阪大学医学部附属病院 副病院長
2007年 国立大学法人大阪大学
    理事・副学長
2011年 国立大学法人大阪大学 名誉教授
2011年 公益財団法人がん研究会有明病院
    副院長
2012年 公益財団法人がん研究会有明病院
    病院長
2015年 公益財団法人がん研究会
    理事 ・ 有明病院 名誉院長
2016年 地方独立行政法人
    堺市立病院機構 理事長
     公益財団法人がん研究会
    理事 ・ 有明病院 名誉院長
(現在に至る)

日本癌治療学会理事長(2005-2009)
日本癌学会学術会長(2010)
日本医学会副会長(2010年~)
がん対策推進協議会 会長(2011年~)

堺市立総合医療センター


がん研有明病院ホームページ

石川真紀(いしかわ まき)

石川真紀
(文化放送アナウンサー)

出  身 : 秋田県秋田市
出身校 : 早稲田大学
誕生日 : 1974年4月16日
血液型 : A型
趣  味 : 映画鑑賞、音楽鑑賞、スポーツ観戦、
     散歩、人間観察

番組内容

日本人の2人に1人は罹る病気「がん」。
これだけ身近な病気であるにもかかわらず、多 くの人が「がん」を自分とは無縁と思っています。
この番組では、知っているようで知らない
「がん 」について、がんの専門医として長く医療に携わ ってきたベテラン医師・門田先生といっしょに考えていく番組です。
がんの予防、検診、治療、そしてもし罹ってしま った時の「心構え」など、幅広い視点でお話を進 めて参ります。

  • LSIメディエンス

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