2011年01月08日
■2011年1月8日放送分■
■住みかえ探検隊
『住みかえ探検隊が行く』のコーナーでは、
神奈川県鎌倉市から横浜市に住みかえをされた
Eさん(女性)に電話でお話を伺いました。
【Eさんのケース】
◆Eさんは58歳で仕事を継続中。
◆お子さんが独立し、現在一人暮らし。
◆「広い家に一人で住んで寂しくない?」
友人の ひと言がきっかけで
「ここに住む意味はあるの?」という考えに。
◆より利便性の高い場所への住みかえを目指し
最寄り駅は変わらず、駅に近いマンションを購入。
◆元の家は一軒家で
2階に用があると思い階段を上がると…
「あら?何の用だったかしら?」と
老いを感じることもあったが、現在は楽に。
◆新たにマンションを購入する際の
心配は長期にわたる住宅ローン。
◆当初は、元の家を売却し、ローンに充てる計画も
結局、売却は断念し
JTIのマイホーム借り上げ制度を利用。
◆元の家の家賃収入をローン返済に充てている。
大垣「早めに住みかえられたのは
本当に賢いですよね。
家を持てあますようになってから
動くのは なかなか大変なんです。
将来、お子さんが『一緒に住もう』となれば
元の家に戻ることもできますね」
水谷「将来的にいろんな可能性が広がりますね」
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■アクティブ情報 ~ ワンポイントアドバイス
続 早めの住みかえ
大垣「早めに決断すると、それだけ幸せになります」
番組では
“四捨五入して50歳から上”の世代を
「アクティブシニア」と呼んでいます。
なぜ“50歳以上”ではないのか――?
それは、50歳よりも若い世代の方々にも
早い段階で将来の住みかえを真剣に考えて欲しいから。
それには、住みかえにおける重大な要素
住宅ローンの存在が大きく関係します。
60歳では、
お金が借りにくくなることによって
移住への動きが鈍くなりがち。
大垣「60では ほとんどの銀行が
お金を貸してくれませんので、
動きが取りにくくなります。
それで“住み替え支援ローン”というものを
作ってるんですけど、
50代は銀行もお金を貸してくれて
動きも取りやすい。
“二地域居住”をしたり、
早めに動くと、それだけ知り合いも増えますので
50代で考えることが大切」
50代で“動く”=住みかえをする場合
(離れた地域に移住すれば)
会社を“退社”することもあるでしょうが、
ここでポイントは
『退社』であって『退職』ではない――ということ。
大垣「職から退く必要はないですね」
水谷「“まだまだ働ける!”という人は
大勢いらっしゃいますからね」
大垣「退職と思わず“職”は自分にある――
それを大事にして考えながら
『どこに住もうか』『どんな準備をするか』…
50代はまだまだ作戦が立てられます」
水谷「どんどん人生が広がっていく気がしますね」
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■水谷アナウンサーの こぼれ話
先週の大垣さんに続いて、
この日は水谷アナウンサーのお正月の過ごし方が話題に。
水谷「家族で過ごすんですけど、
主人が魚関係の仕事をしているので、
正月はおいしいマグロをみんなで食べます」
また、交友関係が広いことから
週末の家には毎週のように、
友人が食材を手に集まり…思い思いに台所を使って…
■“シニア”に替わる言葉を考えませんか?
水谷「…みんなが勝手に台所に入って
作って、食べて飲んで、
『ハイ片づけて』『じゃサヨウナラ』みたいな感じです。
こういう生活も面白いかなと思って
私も“アクティブシニア”として…」
ここで大垣さんが
『シニア』という言葉が使われることに異を唱えます。
大垣「“シニア”を抜いた言葉を
考えないといけませんね」
水谷「番組名が『アクティブシニア』なんですけど…(苦笑)
でも 残間さんもおっしゃっていましたね」
大垣「“大人”っていう感じかな。
30代はまだ
“大人”って言われるのはイヤでしょ?
ずっと(何歳になっても)
“大人”でいいんじゃないかなと思いますね」
水谷「今年は新しいネーミングを考えますか(笑)」
皆さんは どう思いますか?
ぜひ番組に、皆さんの声をお寄せください。
『シニア』に替わる呼び方、
それから、住みかえに関する質問や
住みかえ体験談、将来 夢見る暮らしについて…など
なんでもけっこうです。
宛先 メール:sumikae@joqr.net
宛先 ハガキ:〒105-8002 文化放送「住みかえ大作戦」