アクティブシニアの住みかえ大作戦!
毎週土曜日6時25分~6時40分 文化放送
今、日本人の寿命は飛躍的に延びています。
定年後の生活は「隠居・老後」ではなく、仕事に囚われない新しい人生の始まりと考えたほうが良いぐらいです。
しかし、不動産のような固定資産があるため、逆に人生に縛りが出来てはいないでしょうか?
そこで、この番組では、今の資産を活用しつつ、アクティブな新しい生活をする方法を提案していきます。
実際に住みかえをした方の声を交えて、具体例をお伝えします。

2011年01月15日

■2011年1月15日放送分■

住みかえ探検隊
 
『住みかえ探検隊が行く』のコーナーでは、
北海道札幌市から東京都目黒区に住みかえをされた
Oさん(男性)に電話でお話を伺いました。
 
【Oさんのケース】
 
 ◆Oさんは東京出身。約30年前 札幌へ転勤。
 ◆15年ほど前にお務めの関係で東京に戻り、
  奥様のご両親と同居。
 ◆家族が近くにいる地元(東京)に戻ったことは「安心」
 
 ◆東京に戻る際、札幌の家は2006年まで 知人に貸し、
  退去後はJTIのマイホーム借り上げ制度を利用。
 ◆東京で暮らしながら札幌の物件を管理することの苦労が
  JTIの制度利用により解消された。
 
 ◆札幌の家は耐用年数の長い住宅として建てたことや
  思い出があり、気に入っていたことなどから
  売却する考えはなかった。
 ◆JTIの制度は
  知人に貸していた頃と比較して家賃が低くなったものの
  空き家保障があるため
  「大変ありがたい制度」(Oさん談)
 
   大垣「札幌の家は“いい財産”という感じですよね」
 
 ◆北海道の魅力自然が豊かであることと
  子育ての環境が素晴らしいこと。
 ◆JTIの制度は
  「子育て世代に安く貸せることが うれしい」(Oさん)
 
 水谷「Oさんの貸家で また子供が育っていく…
    これって いいですよね」

 
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アクティブ情報 ~ ワンポイントアドバイス
 
  家って 捨てたもんじゃない
 
 Oさんのケースで考えた場合、
 札幌の家を貸した場合の家賃は
 少なく見ても月々8万円前後と考えられます。
 
   そこで
   “金利”で月に8万円を手にするには
   はたしていくら必要でしょうか――。
 
   国債の購入は1億数千万円
   普通預金では4億円が必要です。
 
 大垣「4億ないと、月に8万円を得る
    “利子生活”はできないんです」

  
 再びOさんのケース。
 札幌の住宅は 築100年 もつ と考えられるので
 今後さらに10年が過ぎたとしても
 家賃「8万円」が (たとえば)「2万円」へと
 大幅に値下がりすることはありません
 
 また、木造住宅の場合でも、
 (仮に)50代で貸家にするとして、
 その際 200万円ほどかけてメンテナンスを施すことができれば
 家は生涯にわたって もつでしょう。
 
 大垣「たかが8万ですけど、されど8万です」
 水谷「家はもっと活用しないとダメですね」
 
大垣尚司さん
 
   大垣「賢く考えていただいて、
      退職金で株を買うのもいいですが、
      株のプロを相手に個人で常に勝てるかというと…、
      私は世界に30年近く金融の世界にいますけど、
      プロだってなかなか勝てるものでもないわけです」

 
  一方、貸家にする場合は、
  運用について深く頭を悩ます必要がありません。
 
 大垣「そういう意味では
    家賃を生み出す“家”を
    『捨てたもんじゃない』と見てほしいですね」

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