アクティブシニアの住みかえ大作戦!
毎週土曜日6時25分~6時40分 文化放送
今、日本人の寿命は飛躍的に延びています。
定年後の生活は「隠居・老後」ではなく、仕事に囚われない新しい人生の始まりと考えたほうが良いぐらいです。
しかし、不動産のような固定資産があるため、逆に人生に縛りが出来てはいないでしょうか?
そこで、この番組では、今の資産を活用しつつ、アクティブな新しい生活をする方法を提案していきます。
実際に住みかえをした方の声を交えて、具体例をお伝えします。

2010年11月27日

■2010年11月27日放送分■

この日の放送では『移住・交流推進機構』(JOIN)会長
島田晴雄さんをゲストにお招きして、
JOINの活動について伺いました。
 
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JOINとは どんな組織??
 
島田「住みかえをされる方々の
   移住・交流を支援しようと
   全国の企業、自治体に声をかけて参加いただいて
   三者でプロジェクトを進めています」

 
JOINが目指すのは
日本列島に暮らす人々の幸せ日本経済の活性化
 
  移住・交流のよって得られるものは“健康”
  その“健康”のための必要条件として
  島田晴雄さんが挙げるのは
  空気・水・ストレスのない静けさ
 
 島田「全国各地の地方はいい条件を持っているんです」
 
  しかし、都心部に暮らす人々には、
  地方には、どんなところがあるのか…
  どんな住宅があるのか…
  どんな交流を築けるのか…
  このような情報を得る機会に恵まれていません。
 
 島田「JOIN考えたのは
    “人が動けば、企業がもうかるんじゃないか”――。
    約70社、42道府県、940市町村の
    ネットワークの中で、いろんな活動をしています」

 
JOINの活動の柱
 
 情報発信…自治体の移住受け入れ態勢を支援!
 ビジネス…企業の利益のために!
 
 JOINでは、情報発信のツールとして
 ポータルサイト『ニッポン移住・交流ナビ』を展開。
 
   島田晴雄さんが力強く訴えたのが“情報量の少なさ”
 
 島田「地方には可能性がたくさんあって、
    ゆったり住めるし、友達も作れる――。
    でも普通の人はほとんど知らない」

 
 大垣「発信する側の方が、
    自分たちの何が魅力か、必ずしもわかってないんです」

 
 水谷「もったいないですね」
 
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(左)JOIN 会長の 島田晴雄さん
 
 JOINはこれまで旅行会社とのタイアップによる
 全国“体験ツアー”「行ってみたいde賞」キャンペーンを企画。
 
   企業は広告効果、
   自治体はツアー客誘致と町のPR、
   参加者は友人作りと思い出作りができて三者が満足!
 
   賞レースとすることで、様々な自治体・企業が参加。
 
 島田「JOINのシステムを通じて
    自治体と企業の いいつながりができる」

 
  また、企業から自治体への提案も
  従来よりも円滑に進み
  企業サイドはビジネスのロスを防ぐことができます。
 
 
 ◆『移住・交流推進機構』(JOIN)について
  詳しくは『ニッポン移住・交流ナビ』
  ご覧ください。
 
   JOIN 会長の 島田晴雄さんには
   来週12月4日もご登場いただきます。
   どうぞお楽しみに!

2010年11月20日

■2010年11月20日放送分■

『住みかえ探検隊が行く』のコーナーでは、
東京・調布市深大寺東町でお寿司屋さん『江戸一』を営んでいる
Iさん(男性)に電話でお話を伺いました。
 
【Iさんのケース】
 
 ◆元の住宅を貸し出し、お店を住宅兼店舗に
 ◆これまで、店舗と住宅は別だったが、お子さんが独立し、
  部屋が空くことから、貸し出すことに
 ◆気に入っている家であるため、売却は考えなかった
 ◆JTIは国の基金によるサポートを得ていて安心感がある
 ◆耐震審査をはじめ手続きが多かった
 
 文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」を聴いていて
  水谷アナウンサー出演の水曜日が好き
 
  大垣「夜明けが見える側というのが大きいんです」
 
アクティブ情報~ワンポイントアドバイス
 
  仕事を続けて 元気に暮らす
 
 大垣「老後を安心して暮らすために、
  次のことをよく言っています」

 
 るを量りて、ずるを制す」
 「あるものは何でも使おう」

 
 !!る…【収入】の考え方
 
 ご夫婦で「年金20数万円あるところ」から考え始めて
 暮らしを豊かにするために
 あと5~10万円あればいい――とすると、
 子育てをしていた頃のように頑張って稼がなくてもいい――。
 
 大垣「5~10万円程度であれば
    『やれるかもしれない』
    “目先”が変えられるかもしれない

 
 若い人は ひと月の収入20~30万円の仕事を探しますので
 若い人がやらない
 5~10万円を仕事ができるかもしれません。
 
   しかし、そのような仕事に就こうと考えた場合、
   これまで通勤していたエリア内で見つかるとは限りません。
 
 そこで、場所を変えてみる…
 または、場所を変えてから仕事を考えてもいいかもしれません。
 
 大垣「シニアの方は
    そういう“余裕”がある――ということですね」

 
 この日、電話でお話を伺った I さんのように、
 仕事をしている方は お元気で お年を感じさせません。
 
 何より大切なことは、病気にならないこと。
 
 大垣「病院に払うお金は何よりももったいない。
    これを使わないで済む、ということは
    たいへん大事なことだと思います」

 
   このような意味でも、
   住みかえをお考えになられてはいかがでしょうか。
 
 大垣「“あるものは何でも使う”…
    マイホームを(貸して、家賃を)“年金”に変えて
    上手に使って、
    生き生き暮らしていただきたいな、と思います」

 
****************************************
  
この日の放送では、都内で行われるイベントに、
移住相談コーナーが設けられるケースが増えている――
という話題をご紹介しました。
 
 水谷「ジワジワ(移住の波が)来てませんか??」
 
 大垣「職業柄、住みかえ先の情報誌を見ていると、
    栃木県には
    “200坪で500万円くらい”のところがありました。
    新築でも、土地代込みで2千万円
    一つの目安にしてください。
    栃木は
“ホットな感じ”がしますね」
 
大垣尚司教授と水谷加奈アナウンサー
 
 水谷「JTIを利用する・しないに関わらず、
    この番組を使って情報を(交換できたらいいです)ね」

 
 大垣「“住みかえ自慢”とか、
    皆さんで情報交換して、
    この番組を上手に使ってもらいたいですね」

2010年11月13日

■2010年11月13日放送分■

『住みかえ探検隊が行く』のコーナーでは、
番組にお寄せいただいた質問をご紹介しました。
 
Q.JTIの借上げ制度を利用して、
  現在 夫婦で住んでいる家を“賃貸”に出している時に
  もし、夫(現在63歳)が他界した場合、
  “賃貸”(借上げ)契約は終了しますか?

 
A.ご主人が亡くなっても借上げ契約は終了しません。
  “ご夫婦お二人の一生涯”借り上げます。
  その際に(相続する)ご子息・ご息女に
  借上げの継続・終了などをご判断いただきます。
 
    また、事実婚の場合、
    ご契約の際に『同居人』と申告いただければ、
    契約は継続します。
 
    しかし、法律上の夫婦でない場合、
    家を相続した人との間で
    トラブルが起きることも考えられます。
    そのため、あらかじめ遺言を残しておかれると
    トラブルを回避することができるでしょう。
 
Q.住みかえ先の家を購入するために、
  住宅金融支援機構の制度を利用していた場合に、
  妻の私は新居に住み続けることができますか?

 
A.住宅金融支援機構は、
  70歳までは“シニア”として見ていないため、
  借りることができます。
  また、団体信用生命保険がつくため、
  80歳までに万が一の場合も、
  保険でローンを返済することができます。
 
    したがって、新しい家も自分のものとなり、
    家賃も借金返済に使わなくて済むことになります。
 
Q.“賃貸”が継続する場合、
  夫が亡くなった時、子供にも相続権が生まれると思いますが、
  家賃を分配すると、
  新しい家のローンが払えなくなります。
  この点は大丈夫でしょうか?

 
A.息子さんに相続する際は、家と共に借金も相続します。
  新居のローン返済に、元の家の家賃収入を充てている場合、
  その後のローン返済を家賃から返す関係は
  それまでと変わりません。
 
※実際にJTIの制度を利用される際には詳しくご相談ください。
 
 
アクティブ情報~ワンポイントアドバイス
 
  再起支援借上げ制度
 
(たとえば)30代の人が、
経済状況的に「大丈夫」と判断してローンを組み、
その後、減収やボーナスの減少などで
住宅ローンの返済が一時的に厳しくなった場合・・・
 
  金融機関は抵当権を実行
  (任意処分や競売などによって債権を回収)します。
 
  しかし、それでも債務を全額返済できなければ、
  自己破産に陥るケースもあるでしょう。
 
そこで『家』は貸せばお金になることを思い出してください。
 
返済不能になる前に(たとえば)ご両親の家などに転居した上で
マイホームを一時的に賃貸し、
家賃収入をローン返済に充てることができます。
 
  この場合、マイホーム借上げ制度を利用する場合の
  年齢制限(50歳以上)が非適用となります。
  (再起支援借上げ制度)
 
 大垣「返せなくなった時はご相談いただき
    “借上げ”をして、つないでもらう――。
    3年位たてばボーナス(収入)が戻るかもしれない。
    そうすれば、自分の家に戻って、ローンを返す…。
    ダメになっても、とりあえず家に返させておき、
    その間に、再起を図り、
    元の家に戻ることができるんです」

 
 水谷「すごい制度ですね」
 
 
番組では、住みかえ・移住に関する質問をお待ちしています。
 
宛先 メール:sumikae@joqr.net
 
   ハガキ:〒105-8002 文化放送「住みかえ大作戦」

2010年11月06日

■2010年11月6日放送分■

木造アパート100周年――11月6日は『アパートの日』
 
1910年、東京・上野に
日本初の木造アパート『上野倶楽部』が完成。
 
  それから100年。今年10月1日には
  「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」
  施行されました。
 
大垣「どこまでやれるのかわかりませんけど、
   これからまた木造の大きな建物が出てくるかもしれません」

 
■住みかえ探検隊
 
番組に届いたご質問
 
Q.横浜市の築30年の家に親が住んでいます。
  いずれ、この家をJTIの制度を利用して貸し出し、
  船橋市に新居を探し、同居しようと思っています。
  この場合、どのタイミングでJTIに相談すればよいですか?

 
A.1981年6月1日より後に
  建築確認を受けている建物であるかご確認を。

 
  1981年6月1日以降であれば、
  現在の耐震基準を満たしていますが、
  それ以前では、古い耐震基準の建物となり、
  現在の基準をクリアするための耐震工事を施すには
  費用がかさみます。
  この場合、JTIが借り上げる際には、
  阪神淡路大震災に耐えられる補強をお願いしています。
 
    耐震補強には補助制度もあります。
    まず相談前に耐震補強をしましょう。
 
    補強をしてから、ご相談いただき、情報を得ながら
    じっくりお考えください。 
    また、予備査定もございます。
 
  【上手なローン利用について】
  JTIの制度を利用して、家賃収入を得る場合は、
  住宅金融支援機構から借りられる金額も多くなります。
  
    【今ある家も貸すことができます】
    新居を探す場合 (ご質問をお寄せくださった方の)
    船橋の家も貸すことができます。
 
アクティブ情報~ワンポイントアドバイス
 
  持ち家を貸し出して“住宅循環”を
 
 アメリカでは、団地が立ち並ぶ中に、
 貸し家や持ち家が混在していますが、
 日本では、それぞれの建物の質が根本的に異なります。
 
大垣「皆さんが住んできた持ち家が貸し出されると
   借りる人からは ものすごく魅力的なものになるんです。
   番組をお聴きの皆さん、住みかえられるときは、ぜひ
   若い人に“いい持ち家”を貸してあげてください」

 
水谷「(持ち家を貸して)“回っていく”のが
   すごくいいですね」

 
 
番組では、住みかえ・移住に関する質問をお待ちしています。
 
宛先 メール:sumikae@joqr.net
 
   ハガキ:〒105-8002 文化放送「住みかえ大作戦」

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