アクティブシニアの住みかえ大作戦!
毎週土曜日6時25分~6時40分 文化放送
今、日本人の寿命は飛躍的に延びています。
定年後の生活は「隠居・老後」ではなく、仕事に囚われない新しい人生の始まりと考えたほうが良いぐらいです。
しかし、不動産のような固定資産があるため、逆に人生に縛りが出来てはいないでしょうか?
そこで、この番組では、今の資産を活用しつつ、アクティブな新しい生活をする方法を提案していきます。
実際に住みかえをした方の声を交えて、具体例をお伝えします。

2010年09月11日

■2010年9月11日放送分■

住みかえ探検隊
 
『住みかえ探検隊が行く』のコーナーでは、
千葉県佐倉市から山梨県山梨市に住みかえをされました
Aさん(男性)に電話でお話を伺いました。
 
【Aさんのケース】
 
 ◆Aさんが住みかえをしたのは5年前 64歳の時。
 ◆移住の4、5年前から各地を回って
  ようやく今の山梨に辿り着いた際、
  “地方暮らし”を専門に紹介する
  不動産会社を紹介された。
 
 ◆高齢者率は高いが、健康長寿の里。
 ◆果物の里でもあり とりわけ巨峰の産地。
 
 ◆夜には甲府盆地の一角が色鮮やかに浮かび上がり、
  その先には富士山を臨む。
 ◆「いい景色のところで、人に恵まれ
   温泉に恵まれいい生活が送れています」(Aさん談)
 ◆親戚、友人が訪ねて来ては
  「いいところに住んでいる」と絶賛される。
 ◆ピザ窯を作り、親戚の子供にも大好評。
 
 水谷「Aさんの話を聴いているだけで
    こっちまでうれしくなってきました(笑)」

 
 ◆ニワトリを放し飼いにすることができる。
 ◆奥様は「畑ができる」と心を躍らせている。
  
 ◆Aさんの趣味は「囲碁」で
  囲碁クラブへの誘いを受ける。
 
 ◆元の家は、Aさんが移住後、娘さんご夫婦が生活。
  その後、娘さんご夫婦が住みかえて空き家に。
 ◆家が傷むことを心配していた折り、
  JTIを知りマイホーム借り上げ制度を利用した。
 
 水谷「本当にうれしそうに話してくださいましたね」
 大垣「聞いていて、こちらの顔がゆるんじゃいますね」
 
 
アクティブ情報~ワンポイントアドバイス
 
  本当の幸せのために…自分がやりたいことを知るべし
 
 大垣「会社の接待でゴルフに出かけてる方や、
    そんなご主人を送り出して家事に取り組む奥様方が
    聴いてくださっていると思うんですけど、
    こういう方々とお付き合いして思ったことは・・・」

 
 今 企業にお務めの方や、退社して間もない方は
 無意識に“組織のために”という考え方になり、
 そうしたご主人のそばにいる奥様も、
 ご主人のポジション、お子さんの進学など
 “外部から見られる位置づけ”を基準に思考が働く――。
 
   “住みかえ”に関しても
   退社してもお世話になった企業から離れたくない――
   世間の暮らしの事情――に
   とらわれ過ぎているのではないでしょうか。
 
 大垣「住みかえで最も大事なことは
    “自分がやりたいことを 自分で認識する”こと」

 
   この日、お話をうかがったAさんは
   本当に幸せそうでしたが、
   人によっては、同じ生活をしても、
   それを“幸せとは感じない”人もいます。
 
 ぜひ、3歳~小学生くらいの頃に
 自分自身、何を楽しいと感じていたか――を
 考えてみてください。
 
   たとえば、
   お金になることであろうがなかろうが、
   何時間続けても苦にならないことはありませんか?
 
 大垣「これこそが“やりたいこと”です。
    そういう生活をなさっているかたは
    本当に幸せだと思います」

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