2010年07月03日
■2010年7月3日放送分■
『住みかえ探検隊が行く』のコーナーでは、
神奈川県綾瀬市から埼玉県に移住され、
農業を夢見ている――という
Yさん(男性)に電話でお話を伺いました。
【Yさんのケース】
◆Yさんは農家出身。
◆畑仕事を手伝いながら過ごしたい――と考えていた。
◆将来的に2~3反規模で
自分自身が食べる分の米・野菜を作りたい。
◆当初は、元の家の売却を考えていたが
JTIを知り、マイホーム借り上げ制度を利用。
◆「安心感をもらって、たいへん良かった」
◆「制度の趣旨が立派」
(Yさんは現在も建設業で働き
使用に耐えうる木造建築が解体される状況を
「悲しい」と語っています)
◆アクティブ情報~ワンポイントアドバイス
“年金+小規模農業”で 暮らしを豊かに
定年退職後に、本格的または趣味の範囲で
農業に取り組む方が増えていますが
農業で生活を支えるのは容易ではありません。
しかし、年金を受給して、
自分で食べる分のお米・野菜を作るのであれば、
人生を豊かにする――と考えられるでしょう。
最も大事なことは、お金(財産)を減らさないこと。
そして、財産を減らす要因の中で、
できることなら「お金を使わずに済ませたい」ことの
筆頭に挙げられるのが「医療費」。
大垣「病気にならないことは、
実は大変な“財産”です。
(小規模農業ならば)機械を使わずに畑を耕すことで
元気になりますよね。
あとは(会社をやめて)
ストレスが少ない生活だろうと思うんです」
また、農業で使う「耕地」は常に耕していなければ、
作物を作り続けることは困難です。
そうしたことを踏まえると、たとえ小規模であっても、
荒地となるはずの土地を畑として利用することが
食料安全保障の面でも
潜在的に最も有効なことではないでしょうか。
大垣「僕も農業をやりたいんですけど、
残念ながらよくわからない…。
(Yさんが)“小さい時にやっていた”というのが
うらやましかったです」