アクティブシニアの住みかえ大作戦!
毎週土曜日6時25分~6時40分 文化放送
今、日本人の寿命は飛躍的に延びています。
定年後の生活は「隠居・老後」ではなく、仕事に囚われない新しい人生の始まりと考えたほうが良いぐらいです。
しかし、不動産のような固定資産があるため、逆に人生に縛りが出来てはいないでしょうか?
そこで、この番組では、今の資産を活用しつつ、アクティブな新しい生活をする方法を提案していきます。
実際に住みかえをした方の声を交えて、具体例をお伝えします。

2010年07月03日

■2010年7月3日放送分■

『住みかえ探検隊が行く』のコーナーでは、
神奈川県綾瀬市から埼玉県に移住され、
農業を夢見ている――という
Yさん(男性)に電話でお話を伺いました。
 
【Yさんのケース】
 
 ◆Yさんは農家出身。
 ◆畑仕事を手伝いながら過ごしたい――と考えていた。
 ◆将来的に2~3反規模で
  自分自身が食べる分の米・野菜を作りたい。
 ◆当初は、元の家の売却を考えていたが
  JTIを知り、マイホーム借り上げ制度を利用。
 ◆「安心感をもらって、たいへん良かった」
 ◆「制度の趣旨が立派」
  (Yさんは現在も建設業で働き
   使用に耐えうる木造建築が解体される状況を
   「悲しい」と語っています)

 
 
アクティブ情報~ワンポイントアドバイス
 
  “年金+小規模農業”で 暮らしを豊かに
 
 定年退職後に、本格的または趣味の範囲で
 農業に取り組む方が増えていますが
 農業で生活を支えるのは容易ではありません。
 
   しかし、年金を受給して、
   自分で食べる分のお米・野菜を作るのであれば、
   人生を豊かにする――と考えられるでしょう。
 
 最も大事なことは、お金(財産)を減らさないこと
 
   そして、財産を減らす要因の中で、
   できることなら「お金を使わずに済ませたい」ことの
   筆頭に挙げられるのが「医療費」
 
 大垣病気にならないことは、
    実は大変な“財産”です。
    (小規模農業ならば)機械を使わずに畑を耕すことで
    元気になりますよね。
    あとは(会社をやめて)
    ストレスが少ない生活だろうと思うんです」

 
 また、農業で使う「耕地」は常に耕していなければ、
 作物を作り続けることは困難です。
 そうしたことを踏まえると、たとえ小規模であっても、
 荒地となるはずの土地を畑として利用することが
 食料安全保障の面でも
 潜在的に最も有効なことではないでしょうか。
 
 大垣「僕も農業をやりたいんですけど、
    残念ながらよくわからない…。
    (Yさんが)“小さい時にやっていた”というのが
    うらやましかったです」

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