アクティブシニアの住みかえ大作戦!
毎週土曜日6時25分~6時40分 文化放送
今、日本人の寿命は飛躍的に延びています。
定年後の生活は「隠居・老後」ではなく、仕事に囚われない新しい人生の始まりと考えたほうが良いぐらいです。
しかし、不動産のような固定資産があるため、逆に人生に縛りが出来てはいないでしょうか?
そこで、この番組では、今の資産を活用しつつ、アクティブな新しい生活をする方法を提案していきます。
実際に住みかえをした方の声を交えて、具体例をお伝えします。

2010年07月24日

■2010年7月24日放送分■

この日のテーマは『二地域居住』
 
40代後半~50代くらいからその先の暮らしを想定して、
あらかじめ移住先の家を購入し
(たとえば)週末に そこで暮らす――。
 
  そうすることで、地域の方との交流が生まれ、
  その土地の気候に関する理解も深まります。
 
また、50歳前後から二地域居住を始めれば
早い時期から住宅ローンの返済が可能。
 
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水谷「全然 知りませんでした」
大垣「あまり一般的には知られていないので
   詳しくご紹介します」

 
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『住みかえ探検隊が行く』のコーナーでは、
千葉県四街道市から静岡県伊東市に住みかえをされた
Mさん(男性)に電話でお話を伺いました。
 
【Mさんのケース】
 
 ◆退職後、自然の中で暮らしたかった。
 ◆家庭菜園、小旅行をしたかった。
 ◆温泉があることが一つの条件だった。
 
 ◆土地購入は退職前 / 移住は去年から
 
 ◆当初、元の家は売却を考えていたが
  JTIのウェブサイトにアクセスして
  「マイホーム借り上げ制度」の利用を決断
 
 ◆奥様の意向で
  土地になじめなかった場合を考え、
  帰るところを残しておきたかった。
  (現在 伊東市の暮らしに満足されているそうです)
 
 ◆「心の安定感があります」(Mさん)
 
 
アクティブ情報~ワンポイントアドバイス
 
  二地域居住
 
 最も支出が多い年代は40代――。
 可処分所得(個人が自由に処分できる所得)の面で
 非常に厳しい40代を過ぎると、
 年収が上がる・子供が独立するなどによって
 50代から暮らしは楽になり、心にも余裕が生まれます。
 
 大垣「東京で(土地を)買うのとは違い
    すごく安いんです。
    仮に借りても、子供の教育費がかからなければ
    思い切ったことをしても大丈夫ですし、
    “最悪、退職金でなんとかなる”
    “もしダメなら売ればいい”くらいの感じで
    土地のあるところに行って、
    たとえば温泉につかっていたりすると
    なんとなく見えてくるものです。
    『準備を早くしてほしい』ということなんです」

 
   『二地域居住』といっても、
   必ずしも二つの地域に住むことにとらわれず
   “両天秤にかける”――という考え方も
   おすすめします。
 
 もう1点――。
 Mさんのケースで、千葉県四街道市の元の家を
 売却する場合と、借り上げ制度を利用する場合の違い
 ご紹介します。
 
 大垣「坪あたり20~30万円くらいかもしれません。
    すると、家は 多分1,000万円では売れません。
    それでも四街道なら
    (JTIのマイホーム借り上げ制度で)
    家賃が月々6~7万円くらい出るんです。
    そうすると
    10年で家の代金くらい入ってくるんです
    こういう条件でしたら、
    元の家は売らない方がいいと思います」

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