2010年06月19日
■2010年6月19日放送分■
先週に引き続き、club willbeを主宰する
プロデューサーの
残間里江子さんにお話を伺いました。
◆“動く”ことが大きなテーマ
大垣尚司さんは、企業側からの視点で考えた場合、
50~60歳の皆さんの“動き”は
“動くこと そのもの”が
内需を牽引する大きな動きである――と指摘。
◆目指すは 大人のコンビニエンスストア
残間里江子さんが
全国8,000店のコンビニエンスストアと協力して
実現に向けて活動する中で提案しているのが
介護や、働くお母さんの育児支援のために
地域の情報発信センターとして機能させること。
郊外では、大型店舗に車で買い物に出かける習慣が
定着していますが
はたして、今のシニアの皆さんが、
10年後に車で出かけることができるか――と考えた場合
コンビニエンスストアが
新たな機能を果たすのではないか――。
大垣 「大事なことは(人が)バラバラになると
どんなに企画をしても機能しない――。
コンビニを作るには、
先に“町”を作らなければいけない。
『元気な間は こういう暮らしをしたい』と思って
集まるところがあれば、
コンビニも集まってくるんです。
『俺たちはここに住む、お前たちが来い!』
ってなれば、大きな動きになると思う」
また残間さんは、
迎え入れる側=地域の人の考え方に変化を感じているそうです。
残間 「いろいろな人が来てくれることは
文化が交差する――
前向きにカルチャーショックを捉えたい――
と思っている人が多い。
『機は熟したり』ですよね」
◆新たなシーンの礎石になりたい!
60代の人が『介護』の手伝いをする場合・・・
ヘルパーの資格を取り、週5日間 働くのは困難でも、
週に 2~3日ならば、
ぜひやりたい!――と考える人は大勢いらっしゃいます。
このような考えのもと、
残間さんが実現させたいこととして挙げたのは・・・
働くお母さん・ワーキングマザーのために
【一人あたり 週2~3日/5人のシフト】での支援。
残間 「新しい商品・業態・場面を作っていく時の
礎石になればいいと思っています」
◆club willbe会員の特徴
年 齢:最年少17歳/最年長88歳
男女比:男性4:女性6
最近は30~40代女性の会員が増えている
傾向が目立ち、
皆さん、企画・イベントへの参加にも積極的。
多くのイベントが5~6倍の倍率になっているそうです。
残間 「若い人たちにも
年を重ねることが悪くない――と思ってもらいたい。
自分が大人だと思えば何歳でもいいんです」
◆残間里江子さんの住みかえ展望
引っ越し経験29回という残間里江子さんに
将来的な住みかえの展望を伺うと・・・
残間 「海のそばに1回、山のそばに1回は必ずやってみたい。
山陽地方とか、
行ったことのないところに行きたいですね」
◆
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電話:03 - 5772 -2221までお願いします。
(平日10時~18時)