2010年06月12日
■2010年6月12日放送分■
この日は、
プロデューサーの残間里江子さんをゲストにお迎えしました。
残間里江子さんと大垣尚司さんの最初の出会いは
7,8年前の、とある委員会の席・・・
残間 「すごい意見を言う人がいる・・・
自分の家を担保にしてお金を借りる制度――
世の中に対しても詳しい…
『こういう可愛い坊やみたいな顔をした
学者って いるのかしら?』と
私から近づいていったんです」
大垣 「残間さんと会ってなければ、
ここでこうして喋ってないと思います」
◆
残間 「50歳以上の人は5,500人を超え、
団塊の世代も4,000万人くらいいるんです」
四捨五入して50歳以上の人たちが
主に企業サイドからは
“年をとった”イメージで捉えられている――
そう感じた“団塊”最後の世代・残間里江子さんは
50歳以上の人たちを
“マーケット”として価値があり、
また“出番”を待望している人が多い――と指摘します。
そこで、日本の需要を喚起し、
社会と50歳以上の方々を繋ぐべく
2009年春、
残間 「この人たちは
時間もあり、お金もあり、何よりも健康で若い!」
大垣 「シニアの人の人生そのものを
誰かがプロデュースしてあげないと、
やりたいことが出てこない――。
残間さんには、
『“日本人”のプロデュースをしてください』
って言ってるんです」
◆活動内容◆
大学院大学・旅行・コンサート・農業体験ツアー…など
さまざまな企画・イベントが開催されています。
◆年会費・入会金はなし◆
参加費の中の2%程度を積み立てて、
若者を支援するwillbe基金が設立されています。
残間 「大人たちが、新しい“外側”に出てくるための
ムーブメントみたいなものですね」
◆サポートメンバー・大垣尚司さん◆
実は、残間さんが
club willbeの構想を持ちかけた相手が大垣尚司さん。
大垣 「大人のお金の使い方で“消費”を主導してほしい。
ここから大挙して地方に出て行ってくだされば
大きなものを買わなくても、
コンビニで何か買うだけで、それが地域に落ちる。
シニアの方が新しい生活を求めて動いてくれる――
それだけで内需が出るんです」
残間 「住みかえに関しては、全く抵抗がない。
むしろ行きたい――。
二地域居住の仕方で、海や山のあるところに行って、
東京や大阪にも部屋を残しています」
◆club willbeへのお問い合わせ
club willbeのウェブサイトをご覧いただくか
電話:03 - 5772 -2221までお願いします。
(平日10時~18時)
*残間里江子さんをお招きして伺ったお話は次回に続く*