アクティブシニアの住みかえ大作戦!
毎週土曜日6時25分~6時40分 文化放送
今、日本人の寿命は飛躍的に延びています。
定年後の生活は「隠居・老後」ではなく、仕事に囚われない新しい人生の始まりと考えたほうが良いぐらいです。
しかし、不動産のような固定資産があるため、逆に人生に縛りが出来てはいないでしょうか?
そこで、この番組では、今の資産を活用しつつ、アクティブな新しい生活をする方法を提案していきます。
実際に住みかえをした方の声を交えて、具体例をお伝えします。

2010年06月26日

■2010年6月26日放送分■

『住みかえ探検隊が行く』のコーナーでは、
さいたま市から新潟県柏崎市に住みかえをされた
Iさん(男性)に電話でお話を伺いました。
 
【Iさんのケース】
 
 ◆Iさんは63歳。60歳で定年を迎え、2年間 別の職場で勤務。
 ◆新潟は奥様のご実家。
  奥様のご両親のお世話のために移住(同居)。
 ◆柏崎市は、海と山に挟まれ「いいところ」(Iさん談)。
 ◆さいたまの家の処分を思案中に
  JTIの「マイホーム借り上げ制度」を知る。
 ◆元の家は両親から引き継いだ家で、売却は躊躇した。
 ◆わからないことは すぐにJTIに相談し、
  速やかに解決することができた。
 
水谷「男性は奥様の親御さんと住んだ方が、気が楽なんですか?」
大垣「男性はまず間違いなく そうじゃないですかね。
   親から見ても“息子の奥さん”に世話されるよりも
   “娘”に世話になった方がよくないですかね。
   私はそうですね」

 
水谷「そういうパターンもあるんですね」
 
 
アクティブ情報~ワンポイントアドバイス
 
  頑張らない生活
 
 広く一般的に、団塊の世代から50代くらいの方々に向けて
 「まだまだこれから 頑張りましょう!」
 エールを送る声も多いですが、
 これまでの人生を振り返れば
 何事も“競争”が多い生活を強いられ、
 自分はいったい“枠組みの中で何番目なのか?”
 と考える生活を続けてきた世代には
 「頑張りたくない」と考える人もいます。
 
   『退職』によって“順番”の枠組が外れ、
   “平等”に人生を送る中で、
   いったい“何ができるのか”
   “何が幸せなのか”――を自分で考える必要がある。
 
  大垣「これは意外と難しいですよね」
 
 また、これまでの組織の“枠組み”の中で
 “勝ち組”にいた人の場合、
 それまでの暮らしを手放せなくなり、
 “しがみつく”ことになりがち――。
 そして、気がつかないうちに
 組織に組み込まれた人生を送っている――
 といえるかもしれません。
 
   そして、今 住んでいる街に暮らし続けることで
   従来の“組織”の発想から離れられない生活を
   続けることにもなりかねません。
 
 
 今回、電話でお話を伺ったIさんのケースでは、
 「家から 家」への移住に加え、
 「組織の中にいた自分から 自分と向き合う生活」への
 “住みかえ”」が同時に起きている――
 と考えられそうです。
 
  大垣「Iさんも、おそらく都心に行きたいとは思わず、
     面倒を見る人がいて、ゆったりしたところで、
     “とくに明日やることがない”――。
     “生き方を考える”ということ自体が
     “強制”されているので
     普通に生きていく…そんな生き方もあると思うんです。
     頑張らないために住みかえる――
     ということもある気がします」

 
 「住みかえをするにも新たにお金が必要では?」
 という心配があるかもしれませんが、
 「マイホーム借り上げ制度」を利用すれば、
 家賃収入で10万円前後のお金を毎月得ることができます。
 
  大垣「そのお金があるだけで、ずいぶん豊かですから
     ぜひ肩ヒジ張らずに
     住みかえを考えてみていただきたいと思います」

 
  水谷「仕事しながら、どこか頭の片隅で
     考えることが大切ですね」

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