アクティブシニアの住みかえ大作戦!
毎週土曜日6時25分~6時40分 文化放送
今、日本人の寿命は飛躍的に延びています。
定年後の生活は「隠居・老後」ではなく、仕事に囚われない新しい人生の始まりと考えたほうが良いぐらいです。
しかし、不動産のような固定資産があるため、逆に人生に縛りが出来てはいないでしょうか?
そこで、この番組では、今の資産を活用しつつ、アクティブな新しい生活をする方法を提案していきます。
実際に住みかえをした方の声を交えて、具体例をお伝えします。

2010年05月01日

■2010年5月1日放送分■

住みかえ探検隊
 
JTIの制度利用の多くは次の2つのケースにわけられます。
 
◆移住・住みかえにより
 今のマイホームに住まなくなる場合。
 
◆親の家を相続するなどの理由で
 2軒のお宅があり
 一方を空き家にしている場合。
 
『住みかえ探検隊が行く』のコーナーでは、
所有する2軒の家のうち、
新たに建てた家が空き家となったことから
JTIのマイホーム借り上げ制度を利用された
千葉市にお住いのTさん(男性)に電話でお話を伺いました。
 
【Tさんのケース】
 
 ◆Tさんの元の家は、
  隣に大型住宅が建ったことで日影になった。
 ◆日影を避けようと、新たな土地に新居を建設。
 ◆しかし、元の家への愛着から離れがたく
  新しい家は息子さんが使用。
 ◆ところが、息子さんが転勤となり、空き家に。
 
 ◆そこでJTIのマイホーム借り上げ制度を利用。
 
 ◆JTIを利用する前にも
  貸家にしていた時期があったが、
  家賃の滞納が多かった。
 ◆退去を求めても、なかなか実現しなかった。
 
 ◆JTIの制度を利用して心配が解消された。
 
 ◆最低家賃の保証があり安心。
 
 大垣「自分で貸家を管理するのは大変です。
    借家に入る方は、いろんな事情があって
    “滞納”が出る場合があります。
    『家賃を払わない』だけではなく
    『退去しない』という問題も出てきます。
    そこを法律に基づいて対処するのは個人では大変。
    JTIがやっていければ、
    少しでも楽になると思います」


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アクティブ情報~ワンポイントアドバイス
 
  空き家にしない
 
 大垣「とにかく空き家にしないでください」
 
  空き家にしてはいけない3つの理由
 
  1.家が傷む
 
    人が暮らした方が家は傷む――と考えるのは間違い。
    人が暮らせば汚れはしますが
    空き家にした方が家は傷んでしまいます。
 
    その後 改めて暮らすには
    修繕費用などが高額になりがちです。
 
 大垣「半年住まないと、住めなくなると思ってください」
 
  2.もったいない!
 
    Tさんが新しく建てた家は大変立派で
    今後何十年も もつ家。
    しかし、空き家にすると傷むばかり。
 
    仮に、借り上げ制度を利用して
    月々の家賃を「8万円」とした場合、年間約100万円。
    50年間で約5千万。
 
 大垣「“話半分”にしたって2~3千万円にはなるはずです。
    放っておくことほどもったいないことはないんです。
    お金に変えてください

 
  3.若い世代に 良い住宅での暮らしを
 
    Tさんの場合は、一時はお子さんが暮らした家――。
    きっと 心のこもった いい家のはず。
    自身のお子さんが住まないならば、
    他人のお子さんを住まわせてあげて欲しい。

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