アクティブシニアの住みかえ大作戦!
毎週土曜日6時25分~6時40分 文化放送
今、日本人の寿命は飛躍的に延びています。
定年後の生活は「隠居・老後」ではなく、仕事に囚われない新しい人生の始まりと考えたほうが良いぐらいです。
しかし、不動産のような固定資産があるため、逆に人生に縛りが出来てはいないでしょうか?
そこで、この番組では、今の資産を活用しつつ、アクティブな新しい生活をする方法を提案していきます。
実際に住みかえをした方の声を交えて、具体例をお伝えします。

2010年05月08日

■2010年5月8日放送分■

最近、近場でゆったりと住めるところへの
“身の丈サイズ”の住みかえが増えています。
今回はあらためてJTI借り上げ制度をご紹介!
 
■『JTI』の借り上げ制度
 
「移住・住みかえ支援機構」(JTI)
50歳以上の方を対象に、
今 お住いになっている家や空き家を借り上げます。
 
  今 持っている家を売った場合
  “二束三文程度”にしかならないことが多いようです。
  また、子供に相続させるためにも手放したくない――
  というかたは、
  JTIの借り上げ制度の利用をおすすめします。
 
【ポイント】
 
 ◆一生涯 借り上げる。
 ◆“空き家”になっても家賃は支払われる。
 ◆家には、3年ごとに戻ることができる。
 
  元の家を売らずに、家賃収入を得て、
  ほかの場所に住む――
  これが、JTIの制度を利用する住みかえです。
 
 
■住みかえ探検隊
 
『住みかえ探検隊が行く』のコーナーでは、
同じ敷地内で住みかえをした
埼玉県川口市のTさん(女性)に電話でお話を伺いました。
 
【Tさんの住みかえのケース】
 
 ◆敷地内の2世帯住宅 → 高齢になられたお姑さんとの同居
 ◆お姑さんの老後のことも考え、また、一緒に楽しく暮らすため
  新たに建てかえた。
 ◆同じ敷地内の元の家はJTIに依頼して、
  子育て世代の家族に賃貸。
 
 ◆住みかえをして、間取りが増え
  「豊かな気持ち」になったそうです。
  また、お姑さんとの同居で、安心感を得るとともに、
  距離感を縮めることにつながり
  「いい選択をしました」と感想を語っていらっしゃいました。
 
 ◆「リフォーム」は基本的な要素のみにとどめました。
 
 不動産屋さんからは
  「(リフォームをして)きれいにしなければ
   貸せない(=借り手がいない)」と
  指摘されるケースが多いようですが、
  簡単なリフォームでも問題はありません。
  
  ただし、賃貸入居者が
  「直したい(リフォームしたい)」と望む場合、
  その申し出を了承する必要があります。
 
  Tさんは
  「住まわれる人の個性が生かせる」と快く承知したそうです。
 
大垣 「家が空いている――のはもったいない。
     “空き家を お金に換える”が
     JTIの住みかえの提案です」

 
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アクティブ情報~ワンポイントアドバイス

  「借家契約」には2種類ある
 
 「2年契約」の場合、
 借りている人は、期間内にいつでも退去できますが、
 大家さんは、2年後に退去を望んでも、
 借りている人(借家人)には
 契約を更新する権利が認められています。
 
   本心では「売却」を望まないかたが
   「賃貸」にした場合「退去してもらえない」
   心配するあまり、
   「空き家」にしてしまうケースがあります。
 
   そこで「定期借家」の制度が登場しました。
   (借家人には、更新する権利がありません)
   
   JTIは「普通借家」で借り上げ、
   転借人には「定期借家」で貸し出すことで、
   3年ごとに、
   家主さんが元の家に戻ることを可能にしています。
 
水谷 「いろいろなケースがあるので、
     ぜひJTIにご相談をしてほしいですね」

 
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番組では、住みかえ・移住に関する質問をお待ちしています。
 
宛先 メール:sumikae@joqr.net
 
   ハガキ:〒105-8002 文化放送「住みかえ大作戦」

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