アクティブシニアの住みかえ大作戦!
毎週土曜日6時25分~6時40分 文化放送
今、日本人の寿命は飛躍的に延びています。
定年後の生活は「隠居・老後」ではなく、仕事に囚われない新しい人生の始まりと考えたほうが良いぐらいです。
しかし、不動産のような固定資産があるため、逆に人生に縛りが出来てはいないでしょうか?
そこで、この番組では、今の資産を活用しつつ、アクティブな新しい生活をする方法を提案していきます。
実際に住みかえをした方の声を交えて、具体例をお伝えします。

2010年05月29日

■2010年5月29日放送分■

番組に届いたご質問  
 
Q.我が家は築20年。貸す際は、どの程度きれいにすればよい?
 
A.大切なのは、きれいにすることではなく、直すこと。
  一度、基礎を見直すなどの対処をしましょう。
 
  JTIでは、借り上げる際に
  必ず【建物診断】を実施して
  家が傷むことにつながる要素があれば指摘し、
  壁のヒビ割れ、シロアリの被害などをチェックします。
 
  しかしながら、実際に貸す際になれば、
  不動産屋さんは「きれいにしてください」と言うでしょう。
 
  クリーニングは必要です。
  【畳・襖の修繕】『家賃2月分程度』を参考に。
 
  ただし、借家人が子育て世代の場合、
  子供が汚してしまうことを考慮して、
  畳・襖の修繕が不要の場合も。
  (きれいにすることで、家賃を高く設定することも可)
  
  “壁紙の交換”は高額になりますので、ご相談を。
 
  ポイントは、
  入られる方がパッと見て“嫌悪感”を抱かないこと。
 
Ohgaki_Hisashi_011v_19.jpg
 
Q.傾斜地で
  耐震性に不安がある家でもJTIの制度を利用できますか?

 
A.傾斜地であることは、
  建築確認が取れているならば、ご安心を。
 
  「耐震性」については、
  耐震基準が大幅に強化された重要な日があり、
  1981年(昭和56年)6月1日よりも前か、後かで、
  建物の強度が大きく異なります
 
  1981年6月1日より【前】の場合
  耐震強度が
  現在の基準値の3割程度のしかないケースが多い。
 
    貸す場合は(ご自身が住む場合も)直すべき!
 
  また、耐震基準は2001年にも さらに強化されました。
 
  古い家を、現在の基準に対応させるには、
  莫大な費用が必要になるケースが多いため、
  1981年に変更された基準を満たす程度にまで
  耐震性を高めれば、安心を得られます。
 
  費用(100万円程度)は
  【1~2年分の家賃】と考えれば、
  “かける価値”があるといえるでしょう。
 
  ポイント
  1981年に改定された基準を満たしているか――。
 
  ぜひ覚えてください!
 
大垣 「『1981年』は覚えておくべき。
     地震本当に怖い!
     診断は、各自治体が補助を出してくれます。
     1981年よりも前に建てた家は、
     必ず、耐震強化をするべきです」

 
 
番組では、住みかえ・移住に関する質問をお待ちしています。
 
宛先 メール:sumikae@joqr.net
 
   ハガキ:〒105-8002 文化放送「住みかえ大作戦」

« ■2010年5月22日放送分■ | メインに戻る | ■2010年6月5日放送分■ »

Copyright2010,Nippon Cultural Broadcasting Inc. All right reserved.